スジグロチョウは近年ヤマトスジグロチョウとスジグロチョウに分かれたので見分けがつかない。写真だけやっていると特に分からない。昔、採集していたときにエゾスジグロとの区別も良く分からなかったくらいだから、ヤマトスジグロなんて分からない。と開き直っている。キチョウとキタキチョウも結構難しい。分類をやっているわけではないので綺麗に撮れれば良いと言い聞かせている。ツマキチョウの飛ぶ鏑川の両岸の堤防にはナノハナの黄色い花がいっぱい咲いている。ここにモンシロとスジグロが乱舞している。初見日の頃は追いかけたが、ナノハナと白い蝶は見向きもしない。ツマキを撮った写真を確認したが、一枚も撮っていなかった。
思いもかけず、スギタニ・コツバメを撮っている時にタンポポで吸蜜するスジグロチョウ。「撮ってください」と云ってるようなのでゆっくり撮った。
庚申山のサクラが咲き始めた3月下旬、少なくなったといわれるセイヨウミツバチを撮ろうとカメラを構えていると、目の前でスジグロチョウがサクラで吸蜜。こんなチャンスは無い。飛ぶまで待って連写。カメラを変えてまた連写。終わったら飛んで行った。こいつも「モデル」になりたくて来たのだろうか。2度目のシャッターは近づきすぎて後ろの花にピントが合ってチョイボケ。やっぱり一眼でパスト連写が欲しい。
サクラに吸蜜はいろんな蝶が来るが一番はギフチョウだろう。そろそろ新潟のギフが呼んでいるが、不安定な天気と日程調整がつかない