少し標高の高いところならどこにでもいたアサマシジミが希少種になって久しい。どうも道路整備とその路肩の草刈りが影響しているのだと思う。去年、浅間山の棲息地の道路わきのナンテンハギが刈られたばかりのときに遭遇した。刈られた何本かを持ってきて卵を調べたが、卵はなかったのでひと安心。前の年はそこのナンテンハギの茎に産卵の写真を撮ったので思い入れがある。開発でブルトーザーで根こそぎ無くなるのはどの蝶も一緒だが、道路わきに残った食草で細々生命を繋いだ蝶に追い討ちになっている。群馬で貴重な棲息地も同じ状況。その上ここには大きな採集圧がかかっているという。何とも嘆かわしい。
今回、アサマやヒメシジミには遅すぎたようだ。でも多少擦れていても飛んでいるところが撮れれば良い事にしよう。
♀のピッカピカがいたけれど、元気に飛んで行ってしまった。
少し小型のシジミが3頭で巴飛行。とりあえず撮ったら、一つはアサマのボロ。残りはヒメシジミのようだ。
綺麗なヒメシジミを撮りたいのだけど、この天気半日後が予想できない。温暖化で過去のデータが合わないのだろうか。近場で撮るしかない。近場でいいところを見つけたが、ルリシジミがイタドリ・・・食草・・・の周りを飛んでヒメジョオンに止まった。これではどこでも一緒の写真。