神流川の農場の一角を借りて育てたフジマメから室内に取り込んだ卵や幼虫からほとんどが年末までには蛹になった。年越しをした蛹から羽化が始まり5日にひとつ羽化した。まだまだ低温期の冬型にはなっていないようだ。裏面の波模様はそれほど乱れてはいない。ただ肛角紋のオレンジ色がほとんどなくなってきている。3月から4月にかけて羽化した個体は完全に波模様が少なくなっている。多少日中は暖かくなる部屋においているが寒い日には3℃と言う記録がある。良く寒さに耐えるものだ。
明るい陽に当てると直ぐに開翅してくれるのだが、温まると直ぐに飛んでしまう。それになかなか吸蜜をしてくれない。花いっぱいで飛ぶスペースを無くしても明るいほうで開翅するのみ。餌よりも飛びたいのだろうか。
暖かいときよりも♂のブルーが濃いような気がする。これをアップしている間に2頭めが羽化した。明日も撮ってみよう。光線の具合が良ければ飛翔にもチャレンジしよう。飛び方は弱々しいので楽かな。