3月の寒い朝、ぐんま昆虫の森のゲンゴロウの池が氷っていることを願って早めに出かけた。ゲンゴローの池は全く氷はない。仕方なく雑木林を歩くとボランティアの人が集まっている。何かと聞くと小さなゾウムシが枝先で越冬。名前を聞くとカシアシナガゾウムシという。接写用のカメラで撮ると長い足で枝にしがみついている。以前オオミドリの卵を探しているときにゾウムシの越冬を見たことがある。同種か分からないがコナラの枝先でしっかり掴まっていた。
コムラサキの幼虫を見たという以前とは別のヤナギの木。必死で探すと前と同じように小さな割れ目に潜んでいた。下向きなので分かり難い。
もう一つ、ミズイロオナガの卵にも目印があるという。枝の途中に目立たない卵。
林の中に白い花の小さな群落。植えこんだのであろうセツブンソウだ。
帰りに温室へ。いつもツマベニばかりを撮ってしまう。今日は接写用で広角連写。SSが遅くて止まってくれない。仕方がないのだろう。連写用はもう一台必要だ。
タテハモドキを新たに放したという。随分探したが見つからない。昔撮った時は、ガラスに張り付いていたのを思い出した。久しぶりなのでなるべくガラスと分からないよう撮った。
空中でこんなに撮れるわけはない。ガラスだとすぐに分かってしまう。この目玉模様は懐かしい。