去年の秋、ギンイチモンジセセリを追いかけて近くの堤防をカメラをススキに向けて走っていたら、散歩のおばさんから「何してるの?」と声を掛けられた。挙動不審に見えたのだろう。神流川の堤防は餌だらけ。春型の一文字のはっきりした奴を撮りに行ってきた。
開いた翅は黒くて模様もないが、交互に表と裏を見ると結構楽しめる。
ギンイチモンジを見たらアオバセセリを思い出した。そろそろ卵の季節なので、占有飛行が見られる牛伏山へ行ってみた。いつものところには見られないが、山頂付近をうろうろしていると黒い点が行ったり来たり。飛蚊症の黒い点とは違う動きだ。「撮るぞ」と勇むが、シャッターを押せない。何とか写った連写一回。1/1600秒で止まった。
これより少し大きいのがテリを張っている。スミナガシだ。シルエットの翅の縁が白く抜ける。
テレビ塔の建物の壁に止まって警戒している。ここなら相手にも直ぐ分かるけれど・・・。