連休が終わったので安曇野と北信州を駆け足で廻ってきた。標高の低いところではウスバシロチョウ、少し高いところではまだギフチョウが飛んでいた。蝶のほうは整理がつかないので、気に入った花をいくつか紹介しよう。カタクリの群落の横には小さなヒメイチゲ。小さくて目立たないが、可愛らしい花だ。ここ戸隠と赤城で見たことがある。
カタクリも平らなところで咲いているのを見るのは久しぶり。寝そべって撮った。
鬼無里の奥裾花では背景の水の揺らぎが見えるようにミズバショウを撮った。群落でものすごい数のミズバショウだけどどの花をどう撮るか苦労する花だ。アップにすると露出補正が要るが、直ぐに確認できるのがデジカメの良さ。・・・画像をクリックして揺らぎが確認して見て・・・
ここの遊歩道にはミヤマスミレが多い。ぎざぎざハートの赤い花のスミレ。ヒナスミレに似ている。
北信の桂池。サンカヨウが咲き出している。やわらかそうな大きな葉に6弁の白い花を密集して咲かすメギ科の花。雨にぬれると隙間に水が浸み込んで白い花が透明になる。これが良いという人もいるが、部分的だと汚れたようなので好きじゃない。背景の湖をどう入れるか苦労した。
ここから少し登ると真っ赤なカタバミ。外来種のムラサキカタバミよりもずっと派手で濃い赤紫。何だろう。コミヤマカタバミかミヤマカタバミ。一般的にコのほうが高いところにある。近くには普通の白いコミヤマカタバミがある。ベニバナコミヤマカタバミと言っていいのではないか。
・・・帰って調べたらいくつかの本に稀に赤紫花とある。ミヤマカタバミはピンク花まで。