牛伏山は吉井町から高崎市になってしまった。でもそこに住んでいる蝶たちは関係ない。相変わらずスミナガシとアオバセセリ林の中段を旋回したりテリを張ったり忙しい。お城の周りのおおむらさきツツジは終わり、サツキおおさかずきが咲き出し、パピリオ(アゲハ)特に黒蝶たちが忙しい。大きさ、風格から云ってモンキアゲハが横綱格と思っているが、カラスアゲハに追われている。3時を過ぎるとカラスアゲハたちは少なくなる。
そうするとモンキアゲハの出番。やはりオオトリはモンキアゲハだ。観客が居ても堂々たるもの。こちらにとっては撮り放題。たまたま来ていた大宮のご夫婦。デジカメ出してパシャパシャ。「いいところですね。ところでなんていう蝶?」
お城の上に上弦の月。荒城の月とはいかないが、城に月はなかなかいい。ホントは芒に満月。通称坊主。
今日はアオバセセリを30cm以内で撮ろうとバタフライアトラクター(蝶寄せ機)をカメラの直ぐ前で試した。警戒して来ないかと思ったらとんでもない。飛んできた。シャッタースピード1/1600。どうだ止まるか。ジェット機が止まって写った。
連続写真を合わせると面白い。どれが元の写真か分かるかな。