花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
by buttfflow
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<   2009年 04月 ( 20 )   > この月の画像一覧


ウスバシロチョウ0422

 埼玉の中部丘陵地帯にはウスバシロチョウが多いという。ウスバシロチョウはアゲハチョウの仲間で、シロチョウではない。鱗粉が少なく、うすく透けて見えるからそう呼ばれたのだろう。学名はギリシャ神話で太陽神のアポロが住むといわれるパルナッソス山に因んだパルナシウス属で、世界にはアポロ蝶のように赤や青い紋を持つ美種が多い。日本には大雪山に赤い紋のあるウスバキチョウがいる。ウスバシロは氷の意味のグラシアリスで赤も青もないけれど薄氷のような翅はかなり魅力的。
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 翅を広げゆったりと飛ぶ姿はとても優雅な感じだが、白い蝶を見ると結構速いスピードで追い回し、追いかけられる。高い木の梢で休んで見張り、白い蝶が来ると上からフワッと降りてくる。何だ、雌探索だ。木の花の蜜もよく吸いに行くようだ。青空をバックにした写真はかなり良い。次回。
 ウスバシロの広場を出ると、蝶は少ない。去年までは他でも飛んでいたが、木が切られた。更新ならいいが、どうだろうか?川岸の道でギンイチモンジセセリ。春型は一文字線がはっきりして良い。
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 広場に戻ると林の中で、ミヤマカラスアゲハ。羽化したてで翅を伸ばしているところ。綺麗。
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by buttfflow | 2009-04-28 21:08 | Comments(0)

ツマキチョウの小径その3-0424

 ツマキチョウの小径のある藤岡の河川敷でなくとも土手や草原には小さなシジミチョウがいる。どこかに行けば見られるという種類ではない。庭にくることもある。ルリシジミの♀は名前のように瑠璃色がきれいだ。
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 ヤマトシジミの食草はカタバミなので、手入れの悪い庭ではだんだん増えてくる。庭に来る奴をわざわざ撮る必要は無いが、飛んでいるところは角度によって色が変る。
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 ツバメシジミは前にもアップしたが、あんな色彩の♀にはお目にかかれない。寒いところのほうがブルーの出方が変るらしい。北海道には多いタイプだとか。今回見たのは褐色にオレンジの点。角度によってはブルーも出る。
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 渡ってきたツバメも子育てが始まったのか、盛んに飛んでいる。チョウを捕食する瞬間は撮れないだろうな。
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by buttfflow | 2009-04-27 22:10 | Comments(0)

ツマキチョウの小径その2-0422

 ツマキチョウは東京でも増えていると蝶類保全学会での報告を聞いたことがある。ムラサキハナナが増えたからとのこと。群馬ではタネツケバナが結構いっぱいあるから、そんな花は食わないだろうと思っていたが、産卵を見たし、それだけではない、堤防を黄色く染めている菜の花にも産卵しているではないか。
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 しかし、菜の花畑はいろんなところにあるが、ツマキチョウは見たことはない。「菜の花畑に入日薄れ・・・」で始まる「朧月夜」のふるさと長野飯山のナノハナは野沢菜らしい。ナノハナは菜種を取るアブラナのことだが、最近はセイヨウアブラナらしいがこれもツマキチョウは見ない。どうも今まで思っていたナノハナとは違うらしい。写真を撮って調べると(セイヨウ)カラシナだ。葉が茎を巻くのがアブラナで、葉柄があるのがカラシナだ。
ツマキチョウはカラシナやムラサキハナナを食べて増えているのだ。
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 ムラサキハナナはムラサキダイコンとも呼ばれるようにムラサキの比較的大きな花の4弁花で、きれいなので庭先にも植えられている。これが増えて、空き地や土手などを埋めている。良く探すとアルビノのシロバナが見られる。アルビノに近いアルビノピンクも結構あるものだ。その内に赤花も出てくるのではないか。アサガオがブルーからアルビノが出て花色が変化していったように。そういえばかなり紫の濃いのと赤紫の薄いのと色々見られている。アルビノの種をとっておこうかな。
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by buttfflow | 2009-04-25 22:58 | Comments(0)

長野朝日村のヒメギフ0419

 高速道休日料金が1000円になって4回目、松本市近くの朝日村の古刹でヒメギフチョウを見てきました。ここでは住職が飼育をしていましたが、増えてきたので飼育をやめ、自然に任せても毎年発生しているようだ。桜で吸蜜する姿に憧れてきたが、最後まで止まってはくれない。桜の前を飛ぶ姿をかろうじて捉えた。
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 道路わきのウスバサイシンに産卵していた。
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 帰りに桜の間から常念岳が見えるという豊科の光城山に行った。通常安曇野側から山頂まで続く桜の花の中を登るが、裏から車で山頂近くまで行った。自分自身を含め日本人は桜好きだ。老若男女いっぱいいる。車で来た人も、ハイキングで来た人も楽しんでいる。・・・ビール飲みてえ・・・ここからは逆光の常念岳が見える。
常念の右肩、常念乗越の直ぐ右側に槍ヶ岳の穂先が見える。今度は朝早く来て見よう。
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 朝の常念岳(車中より)にオオヤマザクラを入れたらこんな感じ。
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by buttfflow | 2009-04-24 22:04 | Comments(0)

ツマキチョウの小径0418

 ムラサキハナナが両側に咲いている道は今まさに「ツマキチョウの小径」。他にもスジグロチョウやモンシロチョウも飛び、春爛漫。
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 堤防にはナノハナの黄色でいっぱい。ここでもシロチョウたちが舞う。
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 昭和10年代灰田勝彦が歌った「森の小径」のイメージに少し重なる雰囲気があるが、「白い花びらがほろほろこぼれ」なくてはいけないので、ウツギの白い花の小径と勝手に思っている。
 夕方、白いシジミチョウが目の前で止まった。ツバメシジミだ。この蝶の雌の翅表は深みがあってきれいだという。思うまもなく翅を開いて夕日を浴びている。鼓動が高まり、呼吸を止めて撮った。
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 G蝶会のMLに上げたら、上々の評判。
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by buttfflow | 2009-04-22 22:09 | Comments(0)

ツマキチョウ0415

 桜や菜の花が春の象徴であり、歌にもよまれているが、最近赤紫色のムラサキハナナがいろんなところで目立っている。この名前、図鑑で調べてみると和名がいっぱいある。オオアラセイトウ:江戸時代に中国から入ってきたときのストック=アラセイトウの大きい花。ショカッサイ=諸葛菜:三国志の諸葛孔明が飢饉のときに植えさせた大根に似た花。ムラサキダイコン:名前の通り。この花は、パイオニア植物らしく空き地や堤防で良く咲いている。同じアブラナ科のタネツケバナを食べる春のチョウ=ツマキチョウがこの花も食べるようになり、ツマキチョウは東京でも増えているという。温暖化だけが蝶の新たな進出ではないようだ。食草となる植物の分布の拡大、移動も関係している。
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 着物の褄から翅の角を褄と呼び、ここが黄色いからツマキチョウ。春を象徴する里山の蝶だ。タネツケバナの花や実を食べるため同じサナギで越冬するギフチョウなどの早春の蝶よりも発生は少し遅く春爛漫になってから。モンシロチョウやスジグロシロチョウと一緒に飛んでいるので、出くわす機会も多いが、一瞬で見分ける。
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 このムラサキハナナの小道では、次から次にヒラヒラ飛んできて写真を撮っていると時間を忘れる。夕方光線が傾いてくるとツマキチョウは木の上を飛ぶことが多くなる。追っていくと梢の枝先に止まって動かない。どうやらここがねぐらなのか。
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by buttfflow | 2009-04-21 23:48 | Comments(0)

スミレの花咲く丘415

 昔の年賀状に白い背景の「スミレ」の写真を使った。解説に「藤岡スミレの花咲く丘にて」と書いておいたら、翌年の年賀状に「行って見たい」と言ってきた人がいた。また、この写真をプリントした T シャツを着ていたら、山宿でそれが欲しいと言って脱がされてしまった。半分うれしかった。若かったらもっと良かったのに。また今年もスミレの季節。遅咲きのスミレ、ニョイスミレが盛んに咲いている。今回も白い背景にチャレンジしたが、前回のほうが良い。2番煎じは・・・。2匹目のドジョウは・・・。
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 まさにスミレの花咲く丘。直ぐ横には盛りを過ぎたニオイタチツボスミレの群落、離れたところにタチツボスミレ。芝生の無い木下には白とうすく色づいたニョイスミレの大群落。散歩する人は皆無関心。
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 一緒にヒメスミレも咲いている。
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 すぐ下の林縁にはフデリンドウ。これが芝生に進出すれば更にスミレとリンドウの丘になるかも知れない。
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by buttfflow | 2009-04-20 22:00 | Comments(0)

荒城の月ならず0409

 山名丘陵のシダレザクラで上弦の月が出ていた。まだ太陽が高いときに東に見えるので、半月の弦が下に見えるのに「上弦」の月は違和感がある。弓の弦(ツル)が上向きか下向きかで上弦下弦と決めたはず。この日は確認できなかったがこれが半周すれば上向き=上弦になるはず。納得。この月から7日すれば満月。
満月を撮りに行ってきた。通いなれた牛伏山。このところライトアップして開放している。
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この構図が翌日の朝日新聞群馬版の桜の名所に載っていたが、夜桜のほうが良い。これを出せばもっと賑わっただろう。大伸ばししてお城に飾ろう。
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ライトアップの水銀灯の色温度のせいか。少し不気味な夜の城。
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お城の横の展望台から浅間が見える。夜の浅間山。
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by buttfflow | 2009-04-17 01:20 | Comments(2)

越後丘陵0411(2)

 日本海沿岸の山の春は太平洋側の植物とは異なり、日本海要素と呼ばれている植物がある。ユキツバキ、オオタチツボスミレ、ナガハシスミレ、オオバキスミレ、スミレサイシン、オオイワカガミ、オクチョウジザクラ、ミチノクエンゴサク、ケキブシ等々。長い間に雪国の生活で変化してきたのであろう。
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オオバキスミレ関東では尾瀬などでも見られるが、雪国では道路わきでも見られる。輝く姿はとても綺麗。雪国山ではナエバキスミレ、ダイセンキスミレなど変異が多い。山形ではアルビノがあるそうだ。是非見たい。
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一見タチツボスミレのようだが、慣れるとすぐに分かる。距が白く、葉脈が目立つ。
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葉が馬鹿でかいイワカガミ。今年は花が早かった。いつも蕾ばかりだった。
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ヤマエンゴサクよりも遥かに小さい。包葉の先はぎざぎざ。
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カタクリが芽を出したところに落ち葉の穴があるとそのまま伸びてきて縛られた形になる。東京茗荷谷にある林泉寺には「縛られ地蔵」があって縄でグルグル巻き。身代わりで縛られているとか。
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いっぱい咲いているがきれいな花がいくつもあるのは少ない。花は越後の雪椿。
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by buttfflow | 2009-04-16 22:21 | Comments(0)

越後丘陵0411

 先週に引き続いて新潟までギフチョウを見に行ってきた。国上山では寒すぎて飛ばなかったが、これだけ暑くなると柏崎から角田山へと続く越後丘陵はどこでも飛んでいる。まだ9時を少し回ったばかりだというのに動き回ると汗ばむ陽気だ。
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暖かさに誘われてイタドリハムシも飛び回る。雌探索なのであろう。葉に止まると直ぐに飛び立つ。テントウ虫でもそうだが、飛び立つ瞬間は足を使ってジャンプ。ガニマタが良い。
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野の花もいっせいに咲きだしている。これは明日に回す。
帰りにまた、長岡インター傍のダンゴやさん。2週連続で同じ店の土産を買うとは思っても見なかった。久しぶりに「あんみつ」を食べた。これで帰りが遅くなり、関越トンネルの赤信号を初めて見た。パトカーが道路に出るなと制止しているのに「記念撮影」の若者。それを撮ってきた。
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by buttfflow | 2009-04-15 23:04 | Comments(0)