花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
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<   2009年 09月 ( 20 )   > この月の画像一覧


アサマイチモンジ

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 8月に山名丘陵のボランティアの帰りに、偶然アサマイチモンジの産卵シーンに遭遇した。カメラは出したがピントが遅い。卵を産むと逃げてしまった。家にはスイカズラの鉢植えがあるので生みたての卵から飼育を始めた。孵化するまではケースで葉を入れ、幼虫は部屋の中に鉢植えを持ち込んで放置。いつの間にかイガイガの幼虫になり、大きくなると葉が足りなくなるのではと思うほど大きくなり、9月になると植木鉢から出そうなくらいに動き回り、結局枝の先のほうで動かなくなり尻尾からぶら下がり前蛹。イガイガの皮を脱いで蛹となった。
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 8月7日の卵から9月15日の羽化で40日かかっている。夏で気温も高いようなのでこんなものだろう。
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 今蛹が2つ、キアゲハとアオバセセリ。共に終令幼虫からなので蜂が出なければいいのだが。ウラギンシジミと一緒に見つけたルリシジミの幼虫2頭。動かなくなったから前蛹かと思ったら、隣に白い繭。寄生蜂だ。干からびた幼虫の皮、繭、寄生蜂。蜂はかわいそうだが絶食4日。
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by buttfflow | 2009-09-29 23:14 | Comments(2)

マツヨイグサの花粉

 月見草と言うと太宰治の『富嶽百景』には「富士には月見草が良く似合う」と書かれて有名になった。太宰が滞在した御坂峠下の天下茶屋から見た「月見草」は、白花の「ツキミソウ」なのか、黄花の「オオマツヨイグサ」なのか議論を呼んだが、オオマツヨイグサが通説になっている。竹久夢二のやるせない「宵待草」もオオマツヨイグサだ。文学に登場したオオマツヨイグサも、今では荒地に強いメマツヨイグサに変ってきている。この仲間の特徴は夜咲く花だ。昔の写真をアップする。
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 満月の時に長時間露光で撮ったものだが、夜に花粉媒介の虫は来るのだろうか。いろいろ調べてみると、夜に活動する動物に花粉を媒介してもらう花は白、あるいは黄色で目立つところに咲く。月下美人もカラスウリも白い花だ。夜でも目立つ白や黄色の花になっている。訪花する虫の少ない夜の花はそれなりの工夫をしているらしい。マツヨイグサの工夫が今日のテーマだ。
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 この写真では分からないけれど超接写すると、花粉が糸で繋がっている。これで一回の訪花で確実に花粉を運んでもらっている。この場面を撮ろうと出掛けたが、やっぱり虫は少ない。その内に近くの荒地は刈り払われてしまった。悔しいが来年まわし。
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 このクモの糸のような花粉をくっつけた虫はそのまま次の花に飛んでいくのだろうか。先日NHKでやっていたキンカジューはバルサの花を媒介する動物で花粉でほおを真っ白にしていた。虫も花粉などかまわずに次々訪花するのだろう。来年こそ撮ってやるぞ。
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by buttfflow | 2009-09-28 23:58 | Comments(0)

クロマダラソテツシジミ(2)

 クロマダラソテツシジミはソテツの移動と一緒に移動してきた可能性がある。と言うのは、ソテツの葉の付け根にあ「綿毛」の中で蛹化しているので、蛹のまま移動するかもしれない。ムラサキツバメはマテバシイについていた卵で移動したといわれているが、クロマダラはソテツについた卵や蛹で移動したかも知れない。
 それにしても、もう何年も前に出来た公園で発生するのは、母蝶がさまよいながら飛んできたのであろう。ウアラナミシジミが「さまよえる蝶」と言われていたのを思い出した。
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 幼虫は大きくなると少し硬い葉でも葉裏をかじっているので見つけ易い。
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 蛹になるとき、幼虫は綿毛の中にもぐりこみ、動かなくなる。
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 やがて幼虫の皮をぬいで、緑の蛹となる。
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 時間が立つと少し黒っぽい蛹。ウラナミシジミに似ている。インゲンマメでも育つところもそっくり。
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 出てきたばかりに出会えたらまた登場してもらおう。
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by buttfflow | 2009-09-26 22:38 | Comments(0)

クロマダラソテツシジミ(1)

 9月9日NHK朝のニュースで東京に現われた「クロマダラソテツシジミ」が放映された。G蝶会の東京近郊の会員が直ぐに確認した。遅ればせながら彼岸の墓参りに合わせて行ってみた。エキサイトブログをやっている、ヒメオオさん、ダンダラさんご夫婦と一緒になり8つの目で探した。
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 羽化したてのピカピカの♀のようだ。皆がアップで撮り終わって飛ばしてくれた。ソテツに止まったところがこのチョウらしい。
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 このチョウは最近になって沖縄や八重山に居ついた南方系の蝶と思っていたら、九州に上陸、神戸や宝塚で確認等々北上の情報が次々とやってきてついに神奈川県。東京も時間の問題と思われていた。ソテツは九州や沖縄で育てられたものが庭園、公園、広場に植えられているが、寒さで弱ってくると交換して養生をしたらしい。こんなときに植物と一緒に移動してきたと言う説もある。ウラナミシジミのように食草、食樹を探して遠くまで飛ぶのではなかろうか。移動先で状態の良いソテツがあれば繁殖する。四国にもいるはずだが、昨年の徳島空港のソテツにはいなかった。東京のソテツはもう新葉を出さない。このチョウが越年できるのか注意していこう。
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by buttfflow | 2009-09-25 23:41 | Comments(3)

距の無いツリフネソウ

 目黒の自然教育園は「新しく植え込まない自然」を残した都会のオアシス。スミレの白花のシロガネスミレが見つかったところだ。今、秋の花が真盛り。ここの水辺を彩る花の一つに「ツリフネソウ」がある。ホウセンカと同じように花が吊り下がって咲く珍しい花。
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 普通は花の後ろにクルッと巻いた距があり、ここに虫を呼ぶ蜜がある。この蜜を求めてマルハナバチがもぐりこみ、長い舌を伸ばして蜜をもらい、花の受粉を助けていた。ところがもっと強者のクマバチはもぐって蜜を採れないので、強行手段、距に穴を開けて蜜を盗む。ところでマルハナバチはノネズミの放棄した巣穴に巣を作る。これが東京周辺ではなくなってマルハナバチは姿を消した。困ったツリフネソウはとりあえずクマバチに蜜をやるのを止めた賢い奴が出てきた。これがここにしかない「距の無い」「お尻の丸いツリフネソウ」だ。何とも不細工な花で、こんな変化:進化を知らなければわざわざ群馬から見には行かない。
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 普通は新しい酵素タンパクのような遺伝子を獲得するには2000年かかると言われている。マルハナバチがいなくなって多分50年位。こんな短時間に花の形状変化が起こるのか。まあ全てが変化したわけではないので難しいが、こんなことが地域変異、変種、亜種へと繋がっていくのだろう。これからツリフネソウを見たら、距の形状とクマバチの開けた穴を探してみよう。
 サクラソウのポリネーターもマルハナバチと言われている。マルハナバチのいなくなった東京近郊の自生地ではどんな変化が起きているのだろうか。群馬の有名なサクラソウ自生地では、植栽で繕っている。
 クマバチの花の外からの吸蜜は西洋アサガオでも見られた。
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by buttfflow | 2009-09-24 23:43 | Comments(2)

モンキアゲハ(2)

 モンキアゲハはヤマユリの花粉の媒介にはおおいに寄与しているが、ヒガンバナではせっかく花粉を媒介しても3倍体で種をつけないので花にとっては意味が無い。蝶の写真としては一級品。赤と黒の対比がいい。ヒガンバナはお墓などに植えられているので、嫌われたりしていたが、最近では巾着田のように観光地として有名になっている。佐野郊外の桜山でも林の中に植えて観光地にするのかしら。林の中は黒いアゲハチョウの最も好む環境。ここに好む色の赤い花があれば、当然黒い蝶が現われる。このモンキアゲハは慣れてきたら接写レンズをつけた超接写も可能になり正面からの姿が撮れた。
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 このアップの写真が皆ノートリミング。こんな警戒心の薄い蝶は初めての経験。もう撮るのに飽きたころ、連続飛翔が無いことに気がついた。花から飛び出しても近いところにとまるので連続飛翔にならない。少し離れて撮って張り合わせた。
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 そういえば去年の今頃、四国四万十川の沈下橋の堤防でモンキアゲハが飛んでいた。
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by buttfflow | 2009-09-22 22:13 | Comments(3)

モンキアゲハ(1)

 昨日、栃木のナガサキアゲハをアップしたらG蝶会のMLで下仁田でナガサキアゲハの情報が入ってきた。写真を見るとナガサキの♂♀が写っている。下仁田は長野との県境に近いし山の中なのにどうしてなのだろう。まさか上信道で飛ばしてきたのでもあるまい。近いから行って見ようか。ポイントを聞かないと無理だろう。
 今日のテーマはモンキアゲハ。もう6年も前になるが、埼玉日高市の巾着田のヒガンバナの群生地近くの土手のヒガンバナにモンキアゲハ。まだ、一眼レフのデジカメが変えないときの一体型高倍率デジカメ。ピントが遅い。シャッターが切れない中で撮った一枚。この写真がきっかけで花の写真から蝶の写真へ対象を変えた。
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 栃木佐野の郊外の桜山のヒガンバナ。ナガサキアゲハの後はモンキアゲハ。5台のカメラが並び一斉にパシャ。皆最初は長いレンズで小さく入る程度。段々近づいて行くが一向に逃げる様子が無い。よほど腹が減っているのか、それとも初めて食事なのか1時間も付き合ってくれた。
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 明日はもっと広角で寄った写真をアップする。
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by buttfflow | 2009-09-21 21:56 | Comments(0)

ナガサキアゲハ

 赤い花が好きだと言う黒いアゲハチョウ。群馬にもヒガンバナはたくさんあるが、たんぼの畔や堤防の土手に多い。黒いアゲハチョウは林の縁のように木の影のあるところを飛ぶ。我が家でもヒガンバナが咲いているがクロアゲハは傍にあるサンジャクバーベナで吸蜜して赤い花に見向きもせずに行ってしまう。G蝶会のFjさんに誘われて足利のMさんTさんのフィールドへ出掛けた。サクラを植えた公園にヒガンバナを植えて明るい林に赤い花。絶好の環境。着いてすぐにナガサキアゲハ♂。少しボロだがとりあえず撮った。
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 ナガサキが去るとジャコウにオナガ。オナガも直ぐに消えた。
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 今度はナガサキ♀。やっぱり北関東産。白紋が小さく目立たない。
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 栃木でも去年から見られ始め、この場所では初めてとのこと。ツマグロヒョウモンと共に北上を続けるチョウで温暖化のシンボルとされている。冬の最寒月の平均気温が4.5℃以上で冬を越せると言われている。さいたまのSさん、荒川周辺でこのチョウを追っている。群馬でも最近ミカン園が出来ている。そのあたりをまわってみるか。群馬では栃木周辺か藤岡で見られるのではないだろうか。
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by buttfflow | 2009-09-20 23:01 | Comments(0)

山名丘陵あれこれ(2)

 秋になるとスポーツの行事がたくさんあり、その中でもトーナメントのテニス大会に出ることになり、少しハードな練習をした。帰って美味しくビールを飲んだら、ブログをアップする元気が無い。翌日回しで早寝をした。
 先日の「山名丘陵あれこれ」で、クズの花にいたアリに擬態した「ホソヘリカメムシ」の幼生を紹介したが、今回成虫を探したので、アップする。その前にホソヘリカメムシかどうか検索したらやはり異なるカメムシのようだ。こんな虫嫌いだ何て言わずに見てください。これだって大切な自然の一員なのだから。腹が広いからホソではないと思っていたら、「ホシハラビロヘリカメムシ」とある。幼生もアリとはかけ離れた一目でカメムシと分かる形をしている。蜜も豊富で数多く咲くクズの花には、必要な虫も害をする虫もいっぱい来るのだろう。
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 この時期の雑木林には、葉がいくつかついたまだ青いドングリが良く落ちている。G蝶会のMLでも話題になり、「ハイイロチョッキリ」と言うゾウムシやオトシブミの仲間の首が長い甲虫類の仕業だと知った。秋にドングリを拾うと穴が開いて中が食われているやつの犯人だ。チョッキリとは素晴らしい命名だと感心する。落ちているドングリ付きの小枝はちょん切られたような形だ。オトシブミも春に葉を丸めて卵を産んで封筒型のゆりかごを切り落とす。ゾウムシにしたって首長を象の鼻に見立てたものだ。
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 ドングリの帽子に付いた穴がチョッキリが産卵した穴だ。
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by buttfflow | 2009-09-19 23:58 | Comments(0)

山名丘陵で珍しい花

 8月ごろに園芸店に行くとヤクシマススキと一緒に生えているナンバンギセルの鉢植えを売っている。何回か挑戦したが2~3年で親株を枯らして全滅させた。単子葉植物なら何にでも寄生するらしいがススキ以外では見たことが無かった。去年の今頃、四国の足摺岬でイトススキに生えるのを初めて見て感激した。外人さんに寄生植物を説明するのに四苦八苦した。
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 山名丘陵の栽培ミョウガにいっぱいあるのを見つけた。何回も来ているが今回が初めてであった。時期がもう遅いので種が目立ったがこんなに生えるのかと言うくらい。
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 同じような寄生植物のギンリョウソウはマルハナバチが受粉の助けをするらしい。ナンバンギセルもあの筒状のキセルの中に入る虫がいるはずだが、しばらく見ていたが確認できない。来年の課題としよう。アルビノのシロバナもあると言う。見てみたいものだ。
 秋にはつる植物の実が目立つ季節。アケビがいっぱいなっているのを見たが場所が出てこない。昔のことは覚えていても意識していないとダメだ。イシミカワの青い実も見るが、アオツヅラフジのほうが珍しい。ついでに緑のカラスウリ。赤くなると目立つが、緑では目立たない。
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by buttfflow | 2009-09-16 23:59 | Comments(0)