花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
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<   2010年 10月 ( 17 )   > この月の画像一覧


ぐんま昆虫の森(3)

 ぐんま昆虫の森の資料室のFさんと一緒に行ったHさんと3人で話していたとき、蝶の飛び出す姿勢に2つあるという話になった。ここの温室にいるリュウキュウムラサキの飛び立つ姿を連写で撮ったとき、目の前のゲットウの葉に激突したのを撮ったことがあった。また、アサギマダラが急に飛び立つときに勢いあまって、反転した状態(天に愛を向け、翅は地面に向いている)で飛んでいるのをよく見た。そんな話から今回の連写画像を見ると直進するタイプと後方に飛んで方向を変えるタイプの2種類の飛び立ち型を見たつけた。ここではマダラチョウのように食われないからゆったり飛ぶチョウは垂直離着陸ジェットのような飛び出すようだ。マダラチョウやツマベニチョウがこれに当たる。分類すると結構面白い。
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 大きなチョウは鳥などの天敵に襲われたときに前進して逃れるよりも垂直方向に飛んで直進する敵をかわす方法を採用したのだろうか?マダラチョウはこの飛び方が多い。
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 スジグロカバマダラが飛んだのにイシガケチョウが逃げようともしないのは生い立ちの違いか?DNAの違いなのか興味深いところだ。次は直進離陸型を挙げよう。
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by buttfflow | 2010-10-30 23:35 | Comments(4)

ぐんま昆虫の森(2)

 今回の訪問は、寒波の来ている寒いときだったので、温室で撮ったけれどありきたりの写真になってしまった。前回に多かったクロテンシロチョウを期待していたが、今回はいなかった。小さい蝶はタイワンキチョウだけだった。キチョウやキタキチョウとの見分け方が結構難しかったが中室の紋様の数で分かるようだ。
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 ツマベニチョウも4頭いたが、ハイビスカスの花が少ないので待っていれば訪花するが、オオゴマダラやリュウキュウムラサキに追われてしまう。タテハチョウ科のほうがシロチョウ科よりも強いのか?大きさでは負けないくらいだし飛翔力も強いのに。高い場所の葉の上で休んでいる姿が多い。写真にならない。
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 アゲハ類は予算削減なのかアゲハとクロアゲハがいた。アゲハはヤエヤマ亜種はいないがヤエヤマ産なら尾状突起が太いらしいが確認していない。クロアゲハもヤエヤマではなさそう。
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 バッタやコオロギが結構目立った。ナナフシは小さい幼生しか見つからなかった。
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by buttfflow | 2010-10-29 23:49 | Comments(2)

ぐんま昆虫の森(1)

 昨日は天気に誘われてぐんま昆虫の森へ久しぶりに出かけた。実はフォトコンの応募に行ったのだが、木枯らし1号の吹く快晴になっただけだ。去年は行ってみたら駐車場がいっぱいで止まれないくらいだったので群馬県民の日は避けただけ。今年の応募作はウラナミの飛び立つ瞬間に似たツバメシジミと竹の節に3頭が並んだ擦れたウラギンシジミ。気に入ってはいるが今年は自信がないがとにかく出してきた。温室は相変わらずたくさんの蝶が飛んでいて、ついつい撮ってしまった。平日は小学生がワイワイとやかましい。
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 小学生でもツマベニチョウが見たいと探している子がいた。理由は分からないが、なんとなく将来が頼もしい。朝早く行くと(9:30開園)吸蜜シーンが多く見られる。あとは♀を追う場面ばかり。今回の画像は単写ばかりで飛んでいるのはオオゴマダラくらい。明日はタテハチョウ以外の画像をアップする予定。
 図書室でKさんと話をしているとここでの栽培は無農薬なので例えばモンシロチョウの乱舞が見られるとか。モンシロの消長は天敵の活動期と反比例しているという。生物多様性が必要なのを見つめ直せる素晴らしい施設なのだろう。多少の赤字は許して! 
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by buttfflow | 2010-10-28 22:09 | Comments(4)

トンボの産卵

 この時期、晴れるとトンボの産卵が見られる。神流川鉄南公園のかなり干上がった小川では、産卵に適した場所なのだろう、いくつもその光景が見られる。一番多いのが翅に褐色の帯のあるミヤマアカネの産卵。近づくと逃げるが、いくつも集る場所の前でゆったりしていると目の前で産卵が見られる。
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 ミヤマアカネよりも少ないが、真っ赤な♂と6の字型の交尾姿勢で飛んできて、蓮飛となり産卵しているアカトンボ。マユタテアカトンボだという。アカトンボだけの本も出ているくらい分類も難しいらしい。
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 少し寒くなってきた秋には良い風景だ。ゆっくりしているといろんなものが見えてくる。
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 水の中ではアメリカザリガニや小魚が動き回っている。こんな姿を見るのは子供の頃網を持って追い回したり、ザリガニ釣りをやって以来の懐かしさ。公園の中なので草刈が行き届いているが、植物たちも草刈にも負けない花たちが伸びてきている。寒くなってtきても定期的にチェックが必要な場所なのだろう。
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 こんな栗も身近に見える。唯、田舎なのでこんな奴にも出くわす。少し間にカエルの脚が口から見える同じ蛇を見た。弱肉強食これも生物多様性の一つだろう。
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by buttfflow | 2010-10-26 23:16 | Comments(4)

ウラナミシジミ

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 飛び立つ瞬間のねじれた姿のウラナミシジミ。今年は神流川、鏑川のウラナミシジミが遅い。長野では何ヶ所も見ているので絶対に近くにいるはずなので、毎日探しに通った。吸蜜源のコセンダングサはたくさん咲いているけれどキタテハばかり。ヤブツルアズキも豆の莢が真っ黒なのが目に付く。河川敷の中の畑の砂利道でヤブツルの黄色い花を見つけた。翌日午前中に行くとウラナミがやってきていた。結構擦れている。ということはもう何日か前に来ていたのだろう。
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 畑の周りを探すとまだ莢が付いていないヤブツルがまとまって生えているところがあった。これなら産卵シーンも撮り易いし、遅くまで花が咲いている。ウラナミシジミは暇な冬に飼育するのに丁度良い。というのは餌がインゲン豆で良いからだ。野外では寒さで死に絶えるので室内でゆっくり育てれば良い。早春に羽化すると翅裏の波模様が乱れる所謂冬型が見られる。裏面の写真を撮ったけれど翅表の写真がない。何とか今年の最後の卵を見つけて育てて見たい。来月になれば群馬育ちも生まれてくるだろう。
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 翌日、♀のブルーが写っているのが撮れた。ブルーの有無で写真が違う。
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by buttfflow | 2010-10-25 23:14 | Comments(4)

キチョウの集団形成

 神流川の高崎線鉄橋のの近くに整備された運動場と公園があり、新町の排水処理水が神流川に流れ込む川も公園と一緒に整備されていていつも綺麗になっている。水量の少ないときは流れは50cmくらいのところががあって干上がり、水分を含んだ場所にキチョウが集団吸水している。向こう岸に渡ると逃げるので飛び立つところを撮った。一度逃げたらなかなか集らないと聞いていたのでそれも確かめたかった。
 手前に8頭少し離れて2頭の計10頭の集団が全て飛び立った。
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 向こう岸といっても50cmの流れ。近くでトンボの産卵などを見ながらしばらくじっとしていたら次々に集ってきた。気がついたときにはもう3頭で2頭が止まろうとしている。
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 合計11頭の集団を作った。場所と状況にもよるが逃げても集らないことはない。彼らも吸蜜と同じように吸水も必要なのだろう。真夏の暑い時期のアゲハ類の集団吸水は体を冷やすとも言われているが、何の効果があるのだろう。あるいは♂にはミネラルが必要だという説もある。観察を続けよう。
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by buttfflow | 2010-10-23 22:46 | Comments(2)

アサギマダラ再捕獲

 群馬県嬬恋村桟敷林道でのアサギマダラのマーキングを合計4回行い、748頭を放した。その後近くでいくつか再捕獲が続き、10月に入って南下した個体の再捕獲情報が続いた。もう50日も飛んで650kmも移動した個体がいる。合計11頭が確認されている。我々の今までの記録は2年前の喜界島で捕獲された1200kmが一番遠い。ちょっと古い新聞情報だが蔵王から与那国島までの2246km/86日の記録がある。やはり沖縄や台湾まで飛ぶには時間がかかる。
 送っていただいた写真のいくつかをアップさせて頂いた。
 先ずは近くの長野県の毛無峠20km/4日
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 続いて伊那の鳥倉林道で100km/20日
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 10月の入って宝塚市の武庫川で2頭。344km48日
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 京都の宮津市で414km/51日
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 四国の高知・足摺スカイラインまで657km/56日
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 文字つきのアサギのアップなんて同じだから今までに一番多く写った古い写真。大町の簗場にて5年前。
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by buttfflow | 2010-10-20 23:28 | Comments(3)

赤城自然園

 赤城自然園はゴルフ場開発の見込みが無くなって自然公園として整備してきたところだが、親会社の縮小により閉園していたが、新たにスタッフの努力で開園したところ。ここにもフジバカマがたくさん植えてあってアサギマダラのマーキングポイントとなっている。無料の招待券を頂いたので遅いとは思ったけれど行ってきた。
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 アサギマダラは日陰で遅咲きのフジバカマで吸蜜していた。結構警戒心が強くて近づくと逃げる。移動まえの吸蜜とは違うが、数が少なくなると警戒するようになるのだろう。赤信号みんなで渡れば怖くない。
 キノコがいろいろ生えている。今年は中毒が多いようだが見るだけ。名前も分からない。
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 2番目のキノコは多分ナラタケモドキ。去年下痢した奴だ。食べすぎはダメと言われた。でも美味かった。
 秋の花が咲いていた。ほとんどが移植したものだけれどいろいろ咲いている。先ずはハバヤマボクチ。カヤの原に咲くオオヤマボクチ。火付けに使ったらしい。
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 リンドウ。エゾリンドウなど切花に出来るリンドウが有名だが倒れても咲く強いリンドウ。 
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 おだまきに近いキンポウゲ科の花。トリカブトにも近いかな。麗人なんてどうやってつけたのだろう。昔の人の感性がしのばれる。
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by buttfflow | 2010-10-19 23:15 | Comments(4)

ヤマトシジミ(2)

 いま近くでたくさん見られるのは、キチョウとヤマトシジミにアカトンボ。キチョウの集団吸水は4頭くらいであちこちで見られる。ヤマトシジミは大きな草が刈り取られた堤防の斜面や暖かい道端でいくらでも見られる。今日も河原でブルーの増した♀がたくさんいた。♂は飛んでばかりで忙しそう。
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 庭の雑草となっているカタバミを見ると卵は直ぐに見つかる。食痕を頼りに近くを探すと小さな初令幼虫。もっと大きくなると明るいときは隠れているので難しいが、よく探すと見つかる。
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 更に別なところを探すと大きなと言っても1cm強の幼虫。
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 出来上がった画像をよく見ると、緑の幼虫に黒い点。もしかして寄生蜂か蝿。そっと別容器に移すと蛹になる前に丸い蛹。ハエだろうか。ハチは蛹になってから出てきた大きな奴やたくさんの小さなのが出てきたのを見たことがある。外に出て白い繭を作るのもあった。丸いのはハエなのか?1週間立っても出てこない。冬越しするのか?それとも幼虫が大きくなるのを待っているのか。
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by buttfflow | 2010-10-18 22:21 | Comments(6)

ヤマトシジミ(1)

 昨日アップしたツバメシジミ。卵を産んだメドハギと一緒に二つに切ったインゲン豆を入れておいたら、幼虫が見つかった。インゲン豆はシジミチョウの飼育に便利だ。ツバメシジミ幼虫は初めて見た。よく見ると結構可愛いものだ。食いつく様子と食便一緒。5mm程度の長さだから2令くらいかな。
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 今日の本題、このごろヤマトシジミがどこでも目に付く。マメからカタバミに食草変換しての大繁栄。真っ黒だった♀も青く色づいている。♂の青さもブルーが目立つようだ。
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 あまりに身近すぎて「何だヤマトか」と思ってしまうが、卵から育ててみると結構親しみが湧いてくる。2月に持ってきた石垣の卵は無事に蝶まで育った。その間、鉢植えのカタバミとにらめっこをして幼虫を探した。唯残念なのは庭に放せなかったことだ。友人の標本箱を飾っていれば良い。
 この時期、交尾の番をあまり見ないがあれだけ♂♀がいるのだから当然いるはず。これは春の画像。
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by buttfflow | 2010-10-14 22:54 | Comments(5)