花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
by buttfflow
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<   2015年 11月 ( 11 )   > この月の画像一覧


蝶の山脈

 昨日(11/29)のNHK-BSの「蝶の山脈~安曇野を愛した男~」を見た。山の写真やチョウの生態写真で有名な田淵行男の「高山蝶」を出版するまでのいろんなエピソードを交えたドラマだ。田淵は戦中の疎開で安曇野に移り住み、山岳写真やチョウ特に高山蝶の生態の解明して「高山蝶」を出して一躍有名になる。「高山蝶」には"TO MY WIFE HIDEKO TABUCHI ・・・”と苦労を共にした奥様の協力に感謝する言葉が書かれていた。・・・これは覚えていない
 私の高校時代、生物部の部室に「高山蝶」が置いてあった。チョウには興味のなかった昆虫少年はチョウ、特に高山蝶には強く惹かれた。高校を卒業し、大学院の夏(1968)立山から槍までの縦走の途中、旧水晶小屋あと(この頃は再建前だった)付近でハイマツの上を小さなチョウが飛んだ。生物部OBの3人は走って近寄った。強い風に横になっているタカネヒカゲだ。50mmの標準レンズしかないカメラで貴重なカラーで撮った。プリントしか残っていないので色が悪い。
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 近くの登山者が「ライチョウですか?」と聞いてくる「もっとキチョウ品だ」と答えたのを覚えている。縦走の途中の薬師を登る風景。後ろに劔岳。(ポジなので鮮明に残っていた)
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 学生時代、田淵さんの本が出た。「山の季節」だ。¥3800だが高くて買えない。兄に言ったら出してくれた。感謝感激だった。この本に出てくる写真は大部分脳裏に焼き付けた。1968秋、新雪の穂高に登った。前穂から岳沢に向かう途中「奥穂」を赤外フィルムで撮った。奇しくも田淵さんの構図と似たようなのが撮れた。この写真の全紙サイズは引っ張りだこだった。
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 これ以後の田淵さんの写真集はかなり買い集めた。今は信州昆虫資料館にある。ここへ行ったときにはご覧ください。
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 一番右は浜栄助さんの日本のスミレ。
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by buttfflow | 2015-11-30 23:28 | Comments(0)

スズバチほか

 トンボの楽園も最後の報告。スズバチは泥の巣をつくる狩り蜂だが、花に来る姿は見たことがある。巣作りの泥集めに来ている姿は初めて見た。こんな砂利だらけの場所で泥集め?ただ水飲みに来ているだけなのか?不明。とりあえず撮っておこう。意外と敏感で飛び立つところを撮ろうとしたが一瞬シャッターが遅れた。2枚目の画像に何かくわえているのが分かる。
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 トノサマバッタが歩く前を飛んでいる。こいつも撮ってやれ。シャッター速度を上げて一発。
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 池の中にひものようなものが泳いでいる。動くものは撮っておけ。結構な長さのハリガネムシのようだ。こんなのが体の中で育ったら大きなカマキリでも苦しむだろう。カマキリから出てきたのはもう少し短いような気がする。
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 帰りの途中の小さな流れで10cmくらいのサカナ。これも撮っておこう。
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 釣り人が来たので画像を見せたが、分からないという。
 家に帰ったらニュースで月と金星の接近が見られるという。手持ちで撮って見よう。感度を上げ、デジタルズームで1500mm相当くらいで撮った。写っている。
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 翌日はこれに火星だか木星が近づくというが翌日は曇って見えなかった。「とりあえず撮っておこう!」この精神が大事だ。歳とると億劫になる。ボケ防止か。
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by buttfflow | 2015-11-25 23:31 | Comments(0)

蛾のダイビング

 いつものトンボ池でイトトンボの来るのを座って待っていると、目の前で何かが飛んできてダイビング。トンボやツバメの水浴びは知っているが何かもっと小さくて素早く飛ぶ虫のようだ。繰り返してダイビングしているので置きピンで撮った。数回繰り返しているうちにどこかに飛び去った。すぐに確認するとホウジャクのようだ。暖かい日とはいえ蛾が水浴びとは初めて見る光景だ。帰ってから調べてみるとヒメクロホウジャクのようだ。吸蜜の姿は良く見るがこんなこともあるのにはびっくりだった。
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 トリミングすると水しぶきが上がっているのがよく分かる。
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 シャッターを数回押したが何とか捉えられた。単に暑いからなのか、くっついた虫をなどを除くためなのか、びっくりショットであった。
 小さな流れの横で吸水するチョウもいくつか見られた。まずはムラサキシジミ。
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 ルリタテハは近づくと逃げるがだんだん慣れてきて撮らせてくれた。
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by buttfflow | 2015-11-21 22:43 | Comments(0)

カトリヤンマ

 9月下旬から10月中旬にかけて撮ったトンボもいよいよ最後になった。カトリヤンマだ。調べてみると昼間は林間で休んでいるが昼過ぎに出てきて名前の通り蚊を狙うらしい。撮影者にとってうれしいことに明るいところでホバリングする。逃げてもすぐそばでまたホバリング。飛翔を撮りやすいトンボだ。10月に何日かかけて撮った写真を一挙公開。
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 すべてホバリングしているところの写真だ。止まっているところは見つけられなかった。池の草に隠れたところで産卵するトンボ。露出が飛翔モードの1/2000。暗くて分からない。絞り優先に変えたら逃げられた。帰ってから確認するとカトリヤンマ。
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 これが唯一の止まっている写真。あとはこの場所の来春が期待できそう。
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by buttfflow | 2015-11-19 21:39 | Comments(0)

アジアイトトンボ

 キイトトンボを探していたら青系の小さなイトトンボ。そのうちにつがいが見られ、メスはかなり尾が太い。名前を調べるとアジアイトトンボ。特徴はオスの尾端の綺麗なブルー。名前からは分布の広さがうかがえる。キイトトンボを見つけるよりも良く見つかる。小さな動くものに敏感になっているようだ。これトンボも初めてなので撮りまくった。
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 玉ボケを背景に撮るのは好きだが逆光なので色が出にくい。順光でも狙った。
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 カップルがハート形を崩すのはもう産卵態勢に入るのか。見守っているうちに草むらの中に消えた。
 オスの単独行動は止まってもすぐに動く。寒くなってきたので早めに子孫を残したいのだろう。
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by buttfflow | 2015-11-16 21:37 | Comments(0)

キイトトンボ

 黄色いイトトンボを初めて見た。カメラを構える暇もなく草の中に消えた。翌日この黄色のイトトンボを探しに再び出かけた。見かけた池の周りを何回か回っても見つからず、諦めて腰を下ろすともう少し小さな青いイトトンボ。この小さなトンボは腰を据えて探さないと見つからない。そのうち黄色い小さな棒が動いたように見えた。キイトトンボだ。
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 アップで撮れたが翅に隠れた尾の部分の節が写っていない。再挑戦を重ねること4回ようやく綺麗に撮れた。もちろん長靴を履いてお尻が濡れて冷たくなる努力の結果だ。
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 止まったイトトンボが尻尾を上げたりを数回繰り返していた。交尾で曲げた尾を伸ばしているのか?残念ながら交尾は撮れていない。
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 最後に良く写った1枚。あとは来年の楽しみに残しておこう。
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by buttfflow | 2015-11-13 22:39 | Comments(0)

ミヤマアカネ他

 アカトンボの最後になるがミヤマアカネ。これは河原などでも最後まで見られるトンボで翅の先端より少し内側に褐色の帯のあるアカトンボ。ゆっくりホバリングしているが意外と撮りにくい。止まってもなかなか焦点範囲に入ってくれない。止まった時に本当にゆっくり近づいてようやく撮れる。
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 近くでシオカラトンボのメスが産卵していた。最初はなんのトンボか分からないくらいに擦れた翅だ。それでも最後の力を振り絞って産卵しているようだ。虫たちも子孫を残すのに必死な姿だった。
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 近くの水溜りのような浅い池にイトトンボ。
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 名前がよく分からない。尾の先にブルーがない黒い尾の持ち主。はっきりとは分からないがセスジイトトンボが一番良く似ている。この時以外に見つからなかった。もう来年頼みだ。
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by buttfflow | 2015-11-11 23:23 | Comments(1)

ネキトンボ

 ここの池に真っ赤なトンボがいた。真っ赤なのはショウジョウトンボくらいしか知らない。蝶友に聞くとネキトンボだという。翅の付け根付近がオレンジ色なのが特徴だそうだ。このトンボは見晴らしのいいところでテリ張りをしている。チョウのテリ張りと同じだ。近くを飛ぶものが来ると直ぐに追いかける。雌でないことが分かると戻って来る。写真を撮るには楽なトンボだが同じ姿勢で止まるのですぐに飽きる。
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 岩の上や地面にも良く止まっている。
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 でもやっぱり枝先に止まるのが似合うトンボだ。
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by buttfflow | 2015-11-09 21:35 | Comments(0)

マユタテアカネ

 アキアカネよりも赤いヒメアカネ。これに似て分類の難しいのがマイコアカネにマユタテアカネ。
ここのトンボ王国ではマイコは見つからなかったがマユタテアカネがいた。真っ赤な尾を持つトンボで横から撮った画像ではなかなか見分けがつかないが、顔に特徴があり、白い顔に二つの黒丸。豚の鼻みたいに見える。
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 アカトンボらしく竿の先や石の上に良く止まっている。
 交尾体は下の葉に止まっていた。
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 少しずつ違いが分かるようになった。
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 雄の尾の先は上にはねているという。
 翅の前方にある縁紋が赤く見えるのが綺麗だ。雌は翅の先端が色づくformもあるらしい。
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by buttfflow | 2015-11-07 13:09 | Comments(0)

アキアカネ

 しばらくトンボが続きます。牛伏山麓で小さな池の点在する場所を見つけて何日も通った。アカトンボも種類が多くて見分け方は難しい。今日は最も普通種のアキアカネだが、近年田んぼの稲刈り後に水のある場所が少なく数が減っているという。ここの小さな浅い池や流れで産卵も見られた。
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 産卵は連結体で打水産卵することが多い。畑で黒いビニールのマルチングにいくつもの連結アカトンボが産卵していたという話を聞いた。やはり産卵場所が少なくなっているのだ。
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 ここでは産卵に適した場所が多いのか直ぐに遠くへ行ってしまう。あとは「止まっているよ竿の先」である。
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by buttfflow | 2015-11-04 22:55 | Comments(0)