上田市郊外の丘陵はM社のようにオオムラサキが多い。山間の耕作放棄地の周囲にはエノキを初め、クヌギ、コナラ、クルミなどの雑木林だ。山の畑に通じる道はオオムラサキを初め蝶が集る面白い場所になっている。クヌギの森にはクロミドリもいるようだ。
M社の森の目玉はムモンアカだ。去年、今年は少なかったけれど一昨年は時期が合ったのかかなりの数が見られた。ここの見学者はこんな小さな蝶に気がついていないのが良い。
まだ発生したばかりの若い蝶が下草で休んでいた。接写で近寄ったらシャッター音で逃げた。もうこの時間上に上がったら降りてこない。他を探そう。今度はオオミドリの♀。飛んでもやわらかい。
オオムラサキも今年は少ないようなので、M社を後に近くのクルミのある雑木林へ移動。ここにはオナガシジミがいる。この時期何回か通っているが気がつかなかった。この暑い猛暑日。オナガも暑いのだろう逃げても下草の上。暗くてアンダーになってしまうようなところ。
スジグロチャバネも一応初撮り。ありふれたコミスジも飛翔は結構難しい。
オニヤンマと思ったら違うという。ミヤルンヤンマとか。