気温は低いが昼過ぎには日当たりは暖かくなった。原発のニュースも進展がないので、愛車をかって自力でいつもの河原へ。スピードを上げると結構寒いが堤防下の陽だまりは暖かい。菜の花にミツバチが忙しそうだがチョウはいない。いたいたベニシジミ。まだ出たばかりの新鮮なオス。しばらくこいつに遊んでもらおう。地面のほうが暖かいのだろう日当たりの良い乾いたところや白い紙袋にもよく止まった。
20日に見つけた場所ではもう見つからなかったけれど、手前の堤防と畑の脇で見つけた。
春本番になると「何だベニシジミか」となるが、チョウの少ない早春に見せる鮮やかな「紅」は緑に映えてとても綺麗だ。そういえば横山版の蝶類図鑑(S37)の見開きのカラー写真が「タンポポに止まるベニシジミ」で、紅と黄色の組み合わせがとても印象的で、モノクロ全盛の時代、こんな写真を撮りたいと思ったことだった。