ナチュラルヒストリーミュジアムの温室。ここでもアゲハチョウは結構種類が多い。先ず目立ったのは後翅が薄いブルーの帯の黒いパピリオ。尾状突起のないのはナガサキアゲハP.menmonらしい。尻尾のあるのはパラワンアゲハとかセレベスアゲハと言われているP.lowiなのか。
最近群馬にも進出したナガサキアゲハは九州産よりも白紋が小さい。南に行くと白紋が大きくなるのは日本の図鑑にも出ている。更に南に行くと見たこともないような変異があるものだ。他の蝶に擬態しているのだろうか?残念ながらナガサキの裏は見せられたものではない。
中米に多いタスキアゲハ。日本にいない蝶でも特徴を捉えた命名だ。
アフリカのオナシアゲハ。
長い尾状突起のコオナガコモンタイマイ。これがヒラヒラ飛ぶ姿はとても優雅であった。
変異の多いドクチョウ類はここでもゆったり飛んでいた。
リュウキュウアサギマダラかと思ったらウスコモンアサギマダラとか。
そのほか日本と共通のカバマダラとメスアカムラサキ。擬態の勉強か?
この後、NHM本館も見学した。やはり恐竜は子供たちの人気だ。アッテンボローの部屋もあったが時間切れ。ハイドパークを通って歩いて帰った。