ウラナミシジミには結構思い入れがある。クロツバメを見に行くと必ずウラナミがいる。ツメレンゲの花に吸蜜と思っていたらウラナミはこの花を食べる事が分かった。11月のアズキ畑で卵を見つけてツメレンゲの花で育てた。最終的にはインゲンマメで蛹にして、初春に羽化した。翅裏の乱れた冬型だった。また、石垣島でクロバナヤブツルアズキで卵を見つけ飼育できたりしたからだ。
学生時代に読んだ本に「フジマメ」を植えておくと秋に必ずウラナミシジミが来るとあった。ウラナミシジミが房総のソラマメで越冬しているのが分かった時代だ。それを思い出だして種屋を探したが見つからず。ところが女房がいとも簡単にネットで入手。夏に種を蒔いた。今2mの支柱を越えて花盛り。そろそろ来ないかと思ったら、ヤマトシジミ混ざってピユーと早く飛ぶチョウ。蕾に止まった。ウラナミシジミが初めて我が家に来た。10年来の感激。女房殿にも感謝。
産んだ卵は蕾の上。超接写は出来なかった。
フジマメの花は結構綺麗。花が藤のようだからと思ったらツクリに鳥が付く難しい字のフジ。
莢ごと食べるらしい。キヌサヤのように。・・・あまり味がしない。
来年は種がたくさん採れるのでお分けします。