庭の最低気温は1.7℃であった。屋外の卵や幼虫はまだ生きているみたいだ。神流川のフジマメもまだ枯れずに残っている。家の中に取り込んだ卵は次々に孵化して初令幼虫がたくさんいる。餌のインゲンやエンドウの豆に食い込んでいる。何とか育ってくれればいい。初令幼虫の頭部の黒い模様は初令や2令幼虫の特徴のようだ。3令になるとほとんど分からなくなり終令では痕跡すらない。2令から蛹までを挙げよう。
次いで3令と思われる幼虫。終令と同じようだが少し小さい。
珍しく容器の蓋に糸を張って固定座を作った3令幼虫。大きさからの判断だが終令幼虫が前蛹になるための固定座かもしれない。
終令幼虫は食欲も旺盛だが1cmを超えると蛹になる場所を探しにうろつく。
動きが止まると動かなくなり緑や褐色の色が消えて透明感のある薄茶色になる。
そこで脱皮して蛹になる。最初はかなり薄い色で透明な感じがするが、硬くなると黒い斑点が出てくる。羽化が近づくとさらに全体が真っ黒になる。