自宅のエノキで12月1日アカボシゴマダラの幼虫が2cm位の幹の分岐枝の下で16頭も観察された。これが少しずつ減ってきて12月14日には6頭となった。
特に最初の画像、一番下の枝にはいなかったのが3頭も並んでいた。
翌15日には見られたが寒波の来る予報の16日には1頭もいなくなった。糸を吐いて作った台座の跡が残っている。
どこへ行ったのか。当然ゴマダラチョウと同じようにエノキの落葉の裏にもぐりこんだのだろう。エノキの周り30cmの範囲の落ち葉をすべて集めて一枚ずつ調べた。「坊主めくり」を10回以上やったのだろう。腰が痛くなった。
その結果15頭の幼虫が見つかった。葉の下でうろうろしているのもいた。ゴマダラはもう枯葉の布団で眠っている。アkボシは2段階で越冬に入るようだ。この15頭の幼虫はエノキの根元に戻して飛ばないようにして来春を待とう。
因みに去年は確認しなかったが、幹からいなくなった幼虫が春には戻りいくつか羽化してチョウになった。