藤岡の神流川左岸のエノキでゴマダラ・アカボシの調査を昨年に引き続き行った。藤岡の処理場のあたりから新町の鉄橋あたりまでで約2km。エノキの大木100本、幼木100本くらい見て回った。去年との違いは12月初めインフルエンザにかかって出かけられずに、調査したときにはエノキの幼木にアカボシの姿が見えなかったことだ。
神流川の河川敷にはエノキの大木が多く遠くからでもよく分かる。
50年くらい前に根元から切られて株立ちとなった大木が多く、そのすき間の枯葉から見つかることが多い。
新町の河川敷ではグランドゴルフ場にエノキが残る。枯葉はゲームの邪魔となるのできれいに清掃されているが根元に残る枯葉でゴマダラが良く見つかる。
葉が飛ばされているところでは石の下で見つかることもある。
結局見つかったのは大木からが多かったのでゴマダラ93:アカボシ5であった。去年は幼木の幹でかなりの数見つけているので、今回は出遅れたのが原因だろう。秋にはアカボシばかり見ていたので、減っているわけではないと思う。とにかくゴマダラが駆逐されることはなさそうだ。
これが結論となる。