神流川のゴマダラチョウの調査はだいたい去年と同じような結果だったので、鏑川のエノキの調査を蝶友のHさんに付き合ってもらって行った。いつも行くツマキチョウの多い道から烏川合流点、しショートコースのゴルフ場を見て回った。
鏑川の小径は川沿いのすぐ南で北風が強い。そんな中エノキの大木では2頭のゴマダラを見つけた。高崎線のカラス鉄橋の橋梁工事が大々的行われていた。工事の人に断わって中に入ってゴルフ場へ。ここにも胸髙直径1mを超えるような大木がたくさんある。風で飛ばされているが根元や幹の分かれ目では10頭近くを見つけた。Hさんも初めて見つけ、探すコツがわかったようだ。
乾いた枯葉の下にはクモ類が多くいる。幼虫のいる葉を探し出すと、クモは動き回っていた。体液を吸われないのかな。
クモのほうがあとから来たのか周りじゅうクモの糸だらけのもあった。
ゴルフ場の周りの林にもエノキの中木がいっぱい。その中では見つからなかった。
この日は14頭のゴマダラチョウを発見。アカボシの成虫は多く見たのに幼虫はヌル。やはり幼木から周りに散らばったのだろう。やっぱりゴマダラチョウは大木で見つかった。
この写真はすべてHさん提供です。