イギリスでは随分とチョウを絶滅させたと聞く。南部にいたベニシジミの♂は翅表が紅色でベニシジミにふさわしいチョウだ。これが開発なのか、採集圧なのか知らないがいなくなった。その反省からなのだろう対岸のオランダから移入して定着させたという。細かく言えば復活ではないが種としては復活であろう。紋様の地域差などを蒐集している人にとっては移入だという。奈良県のギフチョウは飼育チョウを放蝶したというと採集者が減ると聞いた。ナンタルチア。
閑話休題。池の近くのアザミでベニシジミを見た。吸蜜でなかなか開いてくれない。一通り翅裏を土地終わったら開いてくれた。紅色ではなかった。日本のチョウとは違う。良しとしよう。
アザミもいいがピンクの花もいい。ノコギリソウかな。
最後には駐車場脇の黄色いキク科の花。これもよく似合う。
日本よりも数はずっと少ない気がする。芝生が多くてギシギシなんて刈られているのだろう。