湖水地方の観光にSLに乗る楽しみがある。観光用に復活した小さなSLが引っ張るゆっくりした旅で片道は遊覧船に乗ることもできる。ウィンダーミア湖の南の端にあるHaverthwaite鉄道だ。今回は1942年製の小さなSLが50年代の客車を引いている。
連結は単純でフックをかけるだけで人力でやる。
途中の駅は一駅だけで誰も降りない。観光用だから当たり前か。
到着すると半数以上が観光船のほうへ向かった。SLは切り離して回転せずに移動して、今度はバックで走る。バックといってもギアが一つ増えるわけではない。蒸気の入口が違うだけ。
ウィンダーミア湖はイングランド最大の湖で細長い。その北端のホテルに泊まったがレストランの壁にあった写真が気になった。湖の波模様の変化を表した抽象的な写真。まずは真似から。
沖に泊まっているヨットのマストが揺らいで面白い。近くに泊まっているとまた違う。
何もないところでも光線の加減と波の大きさで変わる。
帰ってから濃淡を変え切り取った画面が面白そうだ。
いよいよ帰国の日。長い間娘夫婦には世話になった。孫の成長も楽しみだ。歩いても行けそうな近さの BUSHY PARK には3回も行った。行くたびにチョウが変わる。コヒオドシはもういなかったが、ヒメアカタテハを見た。すでに秋の気配なのだろう。トチの木は実が大きくなり、ライムの木は羽を付けた実が落ち始めていた。