なかなか天気が安定しないし予報も当たらない。土曜日は一日中「曇り」の予報だったので、半そででテニスやっていたら、午後から強烈な太陽。UVで腕がかゆくなった。これなら日曜は朝から晴れ。前回の雪辱でHさんと高崎の山名丘陵へ。日曜なのに駐車場には車なし。大急ぎでポイントへ。日の光を浴びてキラキラ。やはり光を浴びないと自己主張が出来ないチョウなのか。1頭、2頭、3頭までは巴飛行でくるくる回るが、4頭5頭になるともう群をなして行ったり来たり、羽ばたきの音が聞こえるような気がする。いつどこでシャッターを切るか。1/1000秒では止まらない。被写界深度の深いカメラで、ISO感度を上げ、1/1600でようやく止まり、背景の暗闇にクリソグリーンが浮かんだ。
日が高くなってくると流れ解散なのか数が少なくなる。ゼフィルスの種によってこの集まる時間帯が異なるのは面白い。種の多様性を維持していく仕組みの一つか。
帰りに、あのイチヤクソウを見たら、無い。どうしたことだ。手で掘ったような跡がある。綺麗なので持ち帰ったようだ。キンランとかこの花は持ち帰っても育たないので採ってはいけない。どうも「山菜取り」と一緒で、山にあるものは俺のものなのか。罪の意識もないようだ。
反対側に咲いていたこの花も翌日にはまた無くなった。無知なのか、独占欲なのか。「やはり野に置け蓮華草」
腹を立てていたら、アカシジミとミズイロオナガがフワッと降りてきた。ラッキー。