今年は季節の移ろいが早い。6/15福島のキマダラルリツバメの発生したてのピッカピカを撮りにG蝶会の方々と出掛けた。那須から塩原を抜けると快晴。峠をいくつか越える長い道中、何かいないか見るが、ゼフには少し早い。まだウスバシロが飛んでいる。良く見るとかなり黒い。黒化型のウスバシロチョウだ。なかなか止まってくれないので連写一発。写真にするとそれほど黒くはないけれど、目では真っ黒に見えた。
目的地に近づくとヒメシジミがいっぱい。これは明日アップする予定。目的地に昼過ぎに着き、桐林をグルグル探索するがキマダラルリは見えない。低く飛んでいるのはヒメシジミ。低く素早く飛ぶのはダイミョウセセリ。クモガタヒョウモンがヒメウツギで吸蜜していた。
会津は桐たんすの名産地。桐の古木がたくさんあって、アリがいっぱい巣食っているが、キマダラルリと共棲している「ハリブトシリアゲアリ」がどんなアリか分からない。とにかくピューと飛ぶ小さな蝶、あるいは下草の上で開翅してテリを張る姿を見つければ良い。地元の農家の人も「今年の季節は1週間は早い」 というくらいだから、ピカピカの一年生がいるはず。2時間半あちこち探索するが、見つからず5時でギブアップ。
去年の7月。結構新鮮で尾状突起4つが見える2枚を載せよう。
帰りの高速で関東に入ると雨。群馬のゲリラ豪雨はすごかった。