さいたまの蝶友から荒川河川敷の公園でアカボシゴマダラが撮れるとのことで出掛けてきた。なるほど赤い紋と黒い線の中の白いマダラ模様の綺麗な蝶だ。日本のゴマダラチョウと比べると紋様がはっきりして赤い紋が並ぶ」姿は、人工的な移入種とはいえ撮っておきたい種類。1995年さいたま、戸田、朝霞で見つかり、その後神奈川の各地で繁殖しているそうだ。さいたまは北上してきたのかと思ったら最初に見つかったようだ。昔からいたわけではないし、奄美産とは春型が異なり大陸産の亜種を持ち込んで放したといわれている。ムラサキツバメのように食樹と一緒に持ち込まれたのではなく、ホソオチョウのように人工的に放されたのだ。自然のかく乱になる。在来種との関係が長い間にどうなるのだろう。
飛び立つところを連写できたが、林の中で暗くて早いシャッターが切れない。ゴマダラチョウも林の中でシルエットで写っただけだ。
林の中ではアブラゼミとミンミンゼミがうるさいくらいだが、まだクマゼミはいないらしい。
この日は再びの夏日。ウラギンシジミもオオブタクサの葉裏で休んでいたのが飛び出した。