今日は「群馬ねんりんぴっく」と言う年寄りのスポーツ大会が前橋であり、64歳の誕生日で参加してきた。一応銀メダルをもらってきたが、2試合の1勝1杯。時間の合間に利根川の河川敷で蝶を見た。もう秋の終わり、コセンダングサの咲き残りに越冬種に混じってピューと飛ぶ中型のシジミチョウ、ウラナミシジミだ。疲れて止まるのを待つともう擦れた翅で雌雄も判別し難い♂だった。
ぐんま昆虫の森の緩やかな丘陵にはウラナミシジミが多い。カメラで撮り終わると親子がネットで採った。そっと掴んで裏面観察。翅裏のナミ模様が特徴と教えると納得して放した。図鑑で調べると言う。親は嫌いでも子どもは虫好きになった女の子。自然の好きな大人になれば良い。
この写真は去年の初冬の新鮮個体。小春日和に羽化する奴もいた。
こいつらはもう豆の花も無いのにどこに卵を産むのだろうか。野生の豆ももう皆硬い。去年は神流川、鏑川流域でもヤブツルアズキや栽培のアズキの刈り取り株の芽生えの花に卵があったが今年は見つからない。それでも暖かい日には飛び回る。北関東では越冬できないウラナミシジミの宿命なのだろう。