ようやく連写の整理が出来た。飛翔写真や連続飛翔の合成写真が出てきます。
やはりはじめはミカドアゲハかな。大昔、屋久島に行ったときには全然見られなかったので憧れの蝶であった。Yさんから丁度今頃しか見られないと聞いていたので、この飛翔写真を撮ろうと思っていた。浅葱色の薄いブルーを見るとたいていはアオスジアゲハ。気温が上がるとアオスジよりも明るいブルーが羽ばたいている。こいつがミカドアゲハだ。。暖かければ結構な数がいる。本土産と違って沖縄亜種というが初めて見るし、春型はブルーの幅が広くて綺麗と言われても、初めてのテイクフォト。綺麗なら良い。何回かチャンスがあり期待していたがいずれもチョイボケ。タイムリミットの直前、「ここにいるよ」と同行のKさん。連写でテイク。
あとはやはりピントが甘いのが多い。小さな受光素子の宿命か?絶えず翅を動かしているのだからオートフォーカスは難しいのだろうか。裏の綺麗な写真を撮りたかった。
帰りを急いでいるとヒラヒラと飛ぶものがある。リュウキュウミスジかと思ったら、地面まで落ち、ミカドアゲハの前翅だった。鳥に食われたのだろう。
シジミチョウの細い尾状突起はその前にある赤紋の目玉を持つ顔の触覚に擬態しているとか。ミカド(帝)は尻尾なんぞでごまかさない。