花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
by buttfflow
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古い虫の写真(3)

 昨日と同じときの写真にチゴユリが写っていた。春一番に咲く花ではないが、春の明るい林床で下向きに花をつける。ユリは虫に花粉を運んでもらうために目立つ綺麗な花が多い。ヤマユリはクロアゲハやモンキアゲハの黒い羽いっぱいに赤い花粉を付ける。
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チゴユリは下向きにひっそりと咲いている。花粉媒介のポリネーターはハチだ。しばらく静かに見ているとハチはやってくる。大きなクロマルハナバチ、少し小さなコマルハナバチ、もっと小さいヤヨイヒメハナバチがやって来て花にぶら下がる。少し上を向いた花もハチが止まると下向きになる。
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この時期いっぱい活動しているアブはこの花には来ない。ホバリングが得意なアブは下から上には止まれない。ヘリコプターも上には止まれないだろ(?)。この時期にいっぱい飛んでいる毛糸ダルマのビロードツリアブはホバリングして長いストローで蜜だけを盗む。植物は基本的にはギブアンドテーク、蜜をやるから受粉に協力してくれと言っている。アブは花粉を食べたり、蜜だけを盗んだりする。チゴユリはこいつらを拒否するため下向きにうつむいた花を咲かせるらしい。
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ビロードツリアブはホバリングしながら蜜を吸う。この外来のセリバヒエンソウはこの虫を当てにして距をのばしたのか不明だが、この虫のため距を伸ばしたスミレがある。日本海要素のナガハシスミレ。距が長いのでこう呼ばれるが、このポリネーターはビロードツリアブだそうだ。このアブの口の長さにあわせて距と蜜腺が伸びて花粉を運ばせるように進化したという。調べると共進化はとても面白い。
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by buttfflow | 2009-02-27 20:29 | Comments(0)

古い虫の写真(2)

 前回の夕日とカマキリの写真は結構反響があった。カマキリの卵塊があると別にしておく。6月に孵化する。生まれたてのあかちゃんカミキリは続々と出てきてキチン質が固まるまでゆっくりと動く。固まるとクモの子を散らすように四散する。アリに見つかるとつかまってしまうほど弱い。あの夕日のカマキリはそうした1cmにも満たない小さい奴だった。太陽が大きくなるのは望遠ではなく開放絞りによるボケだ。
 今日はずっと近い新しい写真だが、昆虫に花粉を媒介してもらうようになった植物の進化の一端。(えらそうに!)今ごろ咲いているオオイヌノフグリと同じゴマノハグサ科のムラサキサギゴケ。4月ごろ田んぼの畔などに広がるうすむらさきの小さな花。この花の雌しべは花弁にくっついた唇状で開いているが、刺激があると見ている間に閉じてしまう。入ってきた花粉を逃がさないような形をしている。受粉しないとまた開く。
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この花が満開のときに、小さなハチが飛び回っていた。これが蜜を求めて花筒の中に頭から入って花粉まみれになって出てくる。
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頭の先から引っかかるところには全部ついている。眼や触覚にもついているのだろうか、出てきたら真っ先に前足で掃除を始めた。まるでネコの顔洗いみたい。その姿が愛らしい。しばらくすると次の花へ移動。ファインダーから眼を離したら、どの花か分からなくなり雌しべが閉じたか未確認。残念。
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植物も風媒花から虫媒花になり、パートナーとなりうるポリネーターと共に進化して来たのだろう。夜咲く花は蛾、椿などはメジロ、メキシコのサボテンはコウモリ、バオバブは小型のサルまで花粉媒介のポリネーターにしている。自然保護の生物多様性というのはこういうことを踏まえて保護しないと難しいということなのだろう。
こんなありふれた花にも進化してきた一端が見られる。観察と記録と考察。まさにSCIENCE
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by buttfflow | 2009-02-26 21:03 | Comments(0)

古い虫の写真(1)

 昔、ポジフィルムで写真撮っていた頃、気に入った写真が出来るとカメラ屋でデジタルにした。フジよりもコダックのほうが先にやっていたのでコダックでやった。100枚で15000円くらいかかった。JPGではないので読ませるのが大変。100枚JPGに変換した。そうしたら2枚ほどムシの写真。保存したファイルにもっと古いギフチョウのポジのデジカメ複写。今日はこれを披露してごまかし。
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 こんなに変色した写真見たくもないかも知れないが、1968年東京のギフチョウ。貴重な写真だ。横浜線の橋本から京王線の北野まで歩いた時の御殿峠付近の写真。標本もまだ健在。初めてのギフだった。
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 我が家の小さな庭に咲いたヤマツツジ。そこにクロアゲハ。ポジフィルムが入っていたミノルタα7000と愛用の初代100mmマクロ。1チャンスをモノにした。やはりフルサイズのボケ。山の中で撮ったような雰囲気が出ている。APSサイズではブロック塀なんかが出ていたのではないだろうか。気に入った1枚。
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 6月の夕方、孵化したばかりのカマキリが四散している。これを手の中へ捕まえてとりあえずヒメシャガの鉢へ移した。そうしたら安心したのか葉裏でゆっくり触覚繕い。これは良い被写体。裏の塀の上。まさに日が没しようとしている。愛用のミノルタ100マクロ開放で太陽を大ぼかし。マイナス補正でシルエット。出来上がりに万歳。岩手で田舎暮らしのS嬢(昔)。飾ってくれているらしい。見に行かなくてはならない。その後カマキリの卵は見つけるとそっと鉢植えの脇に置いている。
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by buttfflow | 2009-02-24 23:44 | Comments(0)

カルガモしかいない

 またまた鳥では、花鳥風月に戻ってしまう。鳥の飛翔でも連写を合成すると結構楽しめる。曇った白っぽい空を背景にすると白い背景と同じないなる。移動ツールを使うだけで連続飛翔になるから楽しい。
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マガモを撮ったときのほうが綺麗に撮れた。マガモは遠くまで直ぐに逃げるので高く飛んでくれるが、カルガモは地元の鳥。数メートル上がって直ぐに着水。
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飛んだときのブルーの羽がきれいだ。これがカルガモらしい。
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カルガモの脇をグリーンの小鳥が一直線に飛んだ。この川にもカワセミがいるんだ。今度いい場所にくい打ちでもしてみようかな。
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by buttfflow | 2009-02-23 21:32 | Comments(1)

メジロと遊ぶ

 久しぶりに風も無く穏やかな日になったが、モンキチョウがいるのみ。メジロを呼んで楽しんだ。白い紙を背景紙して吊るしたバードケーキをセットした。夢中で餌をついばむ。カメラセットOK。60枚連写。背景紙の端から端に飛ぶことを期待して端っこにセットしたら逆のほうに逃げる。紐から離れたら直ぐに外れてしまう。何枚か撮るうちに何とか連続飛翔の写真となった。
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 そういえばこのカメラベストショットモードなるものがついていてムーブアウト連写/ムーブイン連写の自動撮影が可能だ。鳥が飛び立つところ/止まるところがカメラ任せで撮れる。・・・しばらく忘れていたら撮れていた。・・・そんなのカメラマンじゃない機械が撮ったのだという人がいる。・・・世の中進歩するのだ。
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もう一枚
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可愛い顔して鋭い目つき。やっぱり野生だ。
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by buttfflow | 2009-02-22 22:40 | Comments(0)

フォトエッセイ セツブンソウ(5終)

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 セツブンソウは関東では秩父と葛生の周辺で見られる。両者とも石灰岩地帯で、早春には日が当たりる落葉樹の下で石がごろごろしているところを好んでいるようだ。小指の頭ほどの球根は地中かなり深い。そこから伸びる細い茎は小石交じりの劣悪な場所でひょろひょろと曲がりくねって伸びて芽を出す。競争相手のいない時期に花を咲かせて実をつけてしまう。これがセツブンソウの生き残り戦略だ。環境が変わると気に入った場所へ逃げ出すらしい。秩父旧吉田町のフクジュソウと隣接したセツブンソウの群落では、フクジュソウの侵略に負けそう。年々花の密度が薄くなっている気がする。
 秩父でも昔はそこら中に生えていたようだ。飯能から奥武蔵武甲山にかけて、秩父鉄道の浦山口、日野、白久周辺の山麓、三峰山、御岳山周辺の川沿いなど。両神村や小鹿野町、旧吉田町には今でも有名な場所が多い。両神堂上は日本一とのふれこみで観光バスもやってくる。同じ秩父古生層の群馬では聞いたことがない。上野村、神流町、藤岡鬼石にはあってもいいと思う。栃木には有名な星野を初め、葛生町、佐野市田沼町にもいっぱいある。カタクリと一緒の場所もある。長野では塩尻、千曲市戸倉、倉科付近にあるらしい。三重の藤原岳も有名。中国では岡山、広島総領町にもあるらしい。西日本のカルスト地形が多いのにセツブンソウの話は聞かない。気候や平均気温が利いているのだろうか。
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 セツブンソウは種を蒔くと翌年には発芽する。小さな子葉が1枚だけの株だ。双子葉植物は2枚の子葉を持つと習ったはずだがどうしたことだろう。そういえば、ミスミソウ類も単葉の子葉でこちらは常緑なので1年間そのままだった。2年目の葉は、小さな羽状の葉を出し、3年目には栄養状態の良いものは花を咲かせる。普通に育てているともう一年かかる。ある程度数が多くなると毎年種がこぼれて1年生が芽を出してくる。こぼれ種はアリが運ぶのか、かなり離れたところで花を咲かせ、花が咲くまで気がつかない。スプリングエフェメラルはエライオソームをもっていてアリに運ばせるものが多いようだ。
 気にいった場所では隙間が無く高密度に咲いてくれる。こんな環境を残したいものだ。
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by buttfflow | 2009-02-20 16:05 | Comments(0)

フォトエッセイ セツブンソウ(4)

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 セツブンソウも探せば赤い花がある。オオイヌノフグリのように寒いときに青い花が赤みを帯びるのとは違って白い花が青や赤の色素「アントシアニン」を獲得するのは大変だと思うが、元々ガク片の裏側が少し赤っぽいのが結構見つかる。この色素が増えた花はなのだろうか。裏から見ると別の花のように綺麗だ。写真の4弁の花は奇形のようで花びらが厚ぼったい感じで蜜壷も違う感じであった。目印をして種の時期に行ったが、目印が見つからなかった。この前の年同様の奇形の黄花を見たが撮影に失敗。これは蜜壷の黄色が本来の花びらに戻った花であろう。両神の管理人も自宅の写真を見せてくれた。
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 園芸店でセツブンソウ品種名「ひな祭り」なるものを売っていて、見たとたん買ってしまった。韓国のセツブンソウで大輪の梅弁の美しい花をつけた。また、昔から洋種の黄色いセツブンソウがエランシスとして売られている。一見フクジュソウのような花だ。日本のセツブンソウも同じEranthisと思っていたら、最近の図鑑ではShibateranthisとなっていた。やはり地中海沿岸のものとはかなり違っている。日本のセツブンソウの種名はpinnatifidaで「羽状中裂」なので葉の形と合っている。韓国のはセツブンソウはstellataで「星型の」の意味で花も綺麗だが学名も綺麗だ。属名のErannthisは春の花の意味だから新しい日本種の学名「柴田春の花」なんて素晴らしい。柴田は誰かな?
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 白い花ノセツブンソウでも純白青軸のアルビノはある。セツブンソウの色素が抜けると、茎が緑、紫の葯が薄黄色、黄色の蜜腺は変わりがないが清楚だ。両神村堂上のアルビノは初めて連れて行ってもらったときからもう25年もその近くにある。アルビノ強健かな。
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by buttfflow | 2009-02-19 19:49 | Comments(0)

フォトエッセイ セツブンソウ(3)

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 セツブンソウも当然虫媒花だけど寒い季節に虫は少ない。、同じ時期に咲くフクジュソウはパラボラ形の花で温度を上げて虫の活動を活発にしている。セツブンソウにも晴れた日の日当たりの良い場所にはミツバチがやってくる。虫を呼び集めるように蜜腺を充実させるのだろうか。訪れたミツバチは足で花粉を集めながら蜜腺にある蜜を求めて口吻を伸ばす。頭かくして頭隠さずの典型が生まれる。確かに見ていると止まった花の真ん中にいて蜜腺にあたまを向けてぐるりと一周して飛び去る。
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 日本ミツバチは、テレビで紹介されたりして知っている人も増えている。西洋ミツバチが導入されて、少し小型の日本ミツバチは戦いに敗れた落ち武者となり山の中に逃げ込んだらしい。蜜や花粉を集めるのは同じだが、蜜は秋の終わりに濃厚な状態のものを6角形の巣ごとつぶして集める。やはり西洋ミツバチの蜂蜜よりも味が濃いという。熊が巣箱をおそうのもうなずける。初めて日本ミツバチを見たのは、セツブンソウに来たときだ。西洋ミツバチの活動していないときにひっそりと蜜集めをしていると理解していた。フクジュソウに来ている姿もいろいろなところで目にしている。最近はいろんなところで両種を一緒に見ているが、花から花へ移動するときに両方が出くわすと必ず日本ミツバチが逃げていた。
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 西洋ミツバチは秋にスズメバチに襲われると巣ごと全滅すると言われているが、日本ミツバチはスズメバチを見ると翅を震わせ体温を上げて、逆に集団で襲い掛かり熱に弱いスズメバチをやっつけてしまう。これをハチボールというらしい。スズメバチとの付き合いの長い日本ミツバチのかくれた能力だ。
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by buttfflow | 2009-02-18 23:57 | Comments(0)

フォトエッセイ セツブンソウ(2)

セツブンソウの花の咲き始めは雄しべの葯の色は紫色で雌しべを心にして山型になり、周りに黄色(最初は黄緑)の蜜腺のマッチ棒の先がぐるりと取り巻いている。この姿が、春一番の撮りたい写真だとして毎年秩父詣でをしている方がいる。その後徐々に花粉を出して白くなってくる。まあその姿も良いが、これだけ変化のある花で且つ群落をつくる花は少ないので、集合としての美しさ、と個としての美しさを狙ったほうが面白いし難度も高いだろう。もう何年になるのだろうか。両神村の群生地を故瀧田先生に教わり、ほとんど毎年のように出かけているが、セツブンソウの写真は‘これだ’というインパクトのある写真が撮れない。6×7や6×8の大型カメラを出したりしたが、接写向きの35mmで毎年、花色違いや花弁の数の違いを探している。
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ユリではないので3弁は似合わない。4弁には巣晴らしく綺麗なものがあった。
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8弁くらいは一重咲きの感じだが、10弁以上の八重咲きの花も見つかる。
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 八重咲きの品種は栄養状態が良いとできるのだろうか。栄養状態が良いとひとつの茎に2個咲くときがあり、まれに八重咲きが2つの場合があり、このような一茎二花も探してみると結構あるので面白い。また、ユリなどでよく見られ、茎も楕円形のなるる帯状花も’08年栃木/佐野で見た。いくつかが合着したような花は記録だけで良いだろう。
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by buttfflow | 2009-02-17 20:37 | Comments(0)

フォトエッセイ セツブンソウ(1)

 セツブンソウをフォトエッセイにまとめたのでいくつかに分けてアップする。
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 立春前の節分の頃に咲くので節分草と呼ばれるキンポウゲ科の多年草。直径2~3cm位の白い花で、キンポウゲ科のアネモネなどに良くある苞葉の上に5弁の花びらをひろげる。花びらに見えるのはガクが変化したもので、その数は3~20枚くらいと変化が多い。雌しべは2~5本で雄しべが10~30本位。これ以外に花びらの変化した蜜腺(蜜壷)が10本程度あり、にぎやかな花だ。蜜腺は黄色い頭のマッチ棒がY字形に繋がったかたちでYの字の間に蜜をためる壷になっている。したがって黄色のマッチ棒の頭は倍の数だけある。
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 セツブンソウは花びらがガクの変化したものであるので、本来の花弁からなる花びらよりも寒さに強いし、長持ちしている。セツブンソウは苞葉に包まれて下向きに芽を出したときからつぼみを抱え、上を向いて真白に開いてから茶色く乾燥して散るまで1ヶ月くらい白さを保っている。最近流行している「クリスマスローズ」の花びらも本来ガク片なので寒さに強い。暦の上では春とはいえ、まだ雪が降ることも、木枯らしが吹き付けることもあるのに、良く寒さに耐えている。逆に言えば、寒さに耐えるため、ガク片が花弁化したのかもしれない。雪の中のに咲く姿は魅力的だ。まだ3回しか出会っていない。雪が降ってすぐでは花びらも汚れて記録写真にしかならない。しばらくして雪の中から太陽の熱を吸収して周りを溶かした姿が最高。
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by buttfflow | 2009-02-16 20:18 | Comments(0)