花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
by buttfflow
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<   2009年 08月 ( 22 )   > この月の画像一覧


アカボシゴマダラ

 さいたまの蝶友から荒川河川敷の公園でアカボシゴマダラが撮れるとのことで出掛けてきた。なるほど赤い紋と黒い線の中の白いマダラ模様の綺麗な蝶だ。日本のゴマダラチョウと比べると紋様がはっきりして赤い紋が並ぶ」姿は、人工的な移入種とはいえ撮っておきたい種類。1995年さいたま、戸田、朝霞で見つかり、その後神奈川の各地で繁殖しているそうだ。さいたまは北上してきたのかと思ったら最初に見つかったようだ。昔からいたわけではないし、奄美産とは春型が異なり大陸産の亜種を持ち込んで放したといわれている。ムラサキツバメのように食樹と一緒に持ち込まれたのではなく、ホソオチョウのように人工的に放されたのだ。自然のかく乱になる。在来種との関係が長い間にどうなるのだろう。
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 飛び立つところを連写できたが、林の中で暗くて早いシャッターが切れない。ゴマダラチョウも林の中でシルエットで写っただけだ。 
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 林の中ではアブラゼミとミンミンゼミがうるさいくらいだが、まだクマゼミはいないらしい。
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 この日は再びの夏日。ウラギンシジミもオオブタクサの葉裏で休んでいたのが飛び出した。
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by buttfflow | 2009-08-31 23:01 | Comments(0)

ムモンアカシジミ

 ムモンアカシジミは遅く見られるゼフィルスで、9月になって見た事もある。信州のこの場所では、7月の下旬には新鮮な蝶が見られた。引越しの挨拶ではないが近くにお越しの節の立ち寄りに気分で寄ったら、正午ごろなのに結構な数が見られた。それも河畔に生えたイタドリやヒルガオの刈られた後に再生した小さな株の上。近づいて観察すると、葉の下に潜って産卵行動。卵は見つからなかったが、こんなところにも産むのか?近くにクサアリはいるが、枯れてしまう草の茎。来春孵化したらアリに運んでもらうのだろう。翅はボロボロだが貴重な写真となった。先ず、新鮮な写真の再登場。
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 これと比べるとひどいボロだが、この時期の真実を写した。
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 去年の同じ時期、もっと遅い時間の活動期、巴飛行をするのも見たが、♀はゆっくり産卵していた。もちろんこの木にもクロクサアリはいたが、チョロチョロで、蟻道を忙しく動き回るというようなところではなかった。
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 今年見た草の中の産卵行動もありうることと思った。
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by buttfflow | 2009-08-29 23:44 | Comments(0)

ヒメシロチョウ

 ヒメシロチョウは長野では普通に見られる蝶だが、群馬では絶滅、岐阜の生息地は1箇所で絶滅が危惧されている。確かに小さな川や棚田の土手などに見られるが、ここでも刈払い機による草刈で食草がなくなるといなくなってしまう。ツルフジバカマは一年草ではなく、多年草で根が長いから刈り取られただけでは枯れないし、刈られた後に伸びた新芽は卵を産むのに丁度いいのか、花が咲いた大株よりも卵が良く見つかる。これも発生時期と草刈の時期が合わないと難しいのかもしれない。ツルフジバカマなんて草原ならどこでも生える雑草なんだから群馬で、こいつを食う蝶が絶滅なんて信じられない。
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 白い蝶を写真に撮るのは結構難しい。先ず露出の問題。白いものを撮るのに白飛びするので、マイナス補正をする場合が多い。だけど露出計はカメラに入ってきた光の量をトータルとしてグレーに表現するように出来ている。だから白い背景のときに暗く写るときが多い。グレーを城にするのだから、白はプラス補正が常識。
狙ったように撮るのは難しい。空をバックに撮ったら飛び飛びの白。カメラは半押しで、露出も押したときをキープ。空に露出を合わせればもっとお黒く出るが、急遽空を背景にすると飛び飛び。
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 飛んでいる写真で目まで合っているのは難しいが、今回ようやく撮れた。
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 連続飛翔の写真は前回撮った写真だけど、同じ高さをジグザグに飛ぶ蝶はピントが合い易い。
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by buttfflow | 2009-08-28 23:59 | Comments(0)

信州の高原の蝶(2)

 浅間山周辺の高原には高山蝶と呼ばれる高山で生まれて育つ一群の蝶が生息している。一つがクロマメノキで育つミヤマモンキチョウ。平地にいるモンキチョウに似るが翅表の黒い帯に模様が無いスッキリした黄色い蝶。同じ時期にメギやヒロハノヘビノボラズを食べるミヤマシロチョウ。この両方が見られる唯一の場所が湯の丸山一帯の高原で、一緒に飛ぶ姿を一枚の写真に納めたいと思っているが、今年は時期を失した。8月も下旬になるとベニヒカゲが姿を現す。地域変異が多い蝶と言われているが、写真だけでは良く分からない。中国青海省の4000mで見た真っ黒い蝶もベニヒカゲの仲間と思われるが、こちらは名前も分からない。
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 同じところに小さなセセリチョウ:オオチャバネセセリがたくさん飛んでいる。クマザサの真ん中に卵も。
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 クマザサが林床を覆っているが、アブラムシにやられて黄色くなっている場所が目立つ。ここにはゴイシシジミがいる。
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 アブラムシの真ん中に産卵した。前ボケで少し幻想的になったが産卵の雰囲気は出ている。アブラムシだらけの中の卵はあまり気持ちのいい物ではない。幼虫は見つからなかったがもっと不気味。
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by buttfflow | 2009-08-26 23:24 | Comments(0)

信州の高原の蝶(1)

 アサギマダラは暑さが苦手で夏は高原で避暑に来ている。残暑の厳しい時期にはヒヨドリバナ類で吸蜜している。この季節クジャクチョウを初めとするタテハ類やヒョウモン類がマルバダケブキやハンゴンソウの黄色い花に来ている。こんな風景は信州の高原ではどこでも見られる。アサギマダラのマーキング会が開かれた桟敷林道から地蔵峠にかけては、これらの蝶に高山蝶のベニヒカゲが加わる。
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 2頭のアサギマダラの連続飛翔写真にするとこんなに多いのかと思うかもしれないが、連続写真の合成だ。
クジャクチョウやエルタテハもかなりの数を撮ったが連続にはならなかった。
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 ヒョウモン類はこれ以外に、ウラギンヒョウモン、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン、ウラギンスジヒョウモンなど多彩だった。
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by buttfflow | 2009-08-25 23:55 | Comments(0)

アサギマダラマーキング

 昨日の日曜日、中止になっていたG蝶会のマーキング会に参加した。群馬でアサギマダラが多いのは、丸沼高原が有名だが、鹿沢の上の桟敷林道にも結構な数が集まる。実質5人で約200。ちょっと少ないが、広い面積にパラパラなので、こんなもんだろう。再捕獲が1%ちょっとなので2つくらいが見つかればいい。
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 車のテールランプの赤い色を花と間違えているのか口吻を伸ばす。
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 こんなにふわふわ飛んでいる弱々しい蝶が長旅をするなんて信じられない。食草のキジョランがあるところでは越冬できるので、何のための大移動かわからないらしい。理由はともかく移動のルート解明にマーキングが行われ、アサギネットに登録すると再捕獲の情報が得られる。
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 今までの最長記録は2246km(蔵王8/26→与那国島11/20)、2位2190km(大町→台湾)、3位2140km(北塩原→黒島)・・・朝日新聞06.11.30夕・・・2000km以上も旅をする。
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 大分国東半島沖の姫島も南下、北上の重要な中継地らしい。この島の漁師が海の上で休むアサギマダラを目撃している。近づくと飛び出したという。蝶の体は耐水性は充分だから出来ないことではない。
 北米のオオカバマダラのように集団越冬していたものが、キジョランで幼虫が越冬できるようになった今でも、遺伝子に刷り込まれた情報で南帰行するものいるのだろうか?・・・新説、珍説・・・キジョランの分布拡大と本土越冬とどちらが古いのだろうか。
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by buttfflow | 2009-08-24 21:21 | Comments(2)

花火

 群馬の夏は花火大会が結構見られる。高崎や前橋の花火は有名で早くから場所撮りも行われている。各市町村でやっているのではないだろうか。8/20は高崎市岩鼻町の子育て観音の花火大会。小さい町の花火なので数が少ないが、河原の堤防や3つの橋から眺められるので結構賑わう。1970年会社に入った年にカメラを片手に堤防で陣取った。このころは5分に一つくらいなので三脚の向きを合わせるのに2発くらい上がってしまい、花火の写真も結構難しいもんだと思った。帰ったらやぶ蚊に刺されたあとだらけ。それから撮っていない。赤城の大沼や榛名湖の写真を見ると結構写欲も沸いてきたが、人ごみが嫌いで実現していない。今日8/22は藤岡市制55周年記念の花火が上がった。家を出たところで見られるので撮って見た。最近のデジカメは花火モードなるものがあり、試したら手持ちではゆらゆら花火になってしまう。
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 連写で花火の初めから終わりまでが撮れた。秒間7コマで撮ったが、ここには4コマごとに上げた。それでも広がる時間と色の変化が見られる。花火の直径が大きくなると線から点になってくる。もっとコマ数を下げてスローのほうが綺麗なのかな。点の広がりも肉眼では見えない絵だ。
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by buttfflow | 2009-08-22 23:07 | Comments(0)

クロツバメシジミ

 熱低から台風9号になり、日本全国雨模様の予報。宿を出て帰ろうとしたが、あめが上がりそうなので、オオルリシジミを放しているというアルプス安曇野公園へ行った。雨上がりだが夏休み、結構な人が来ている。入場券にもオオルリが印刷されていた。クララが大事に育てられているかと思ったら刈らずに水辺で育てられているだけ。飼育も地域ボランティアがやっているのを放しているとのこと。少しガッカリ。その後、北へ行けば晴れるので、高瀬川の堤防のクロツバメシジミ。今年は大発生らしい。小さな蝶があちこちでチョロチョロ。少し暗くて飛んでいるところはボケボケだが、静止画が綺麗に撮れた。
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 この写真でクロツバメと分かればすごい。次のはどうだろう。青い点と赤い点の違い。別の写真参照。
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 この付近の堤防や河川敷にはツメレンゲが多い。今度探索をしてみよう。ツメレンゲに多肉の葉の間に蛹。老眼には探すのがきつい筈だがSさん良く探したものだ。
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 地面や石の上にも止まるが、花に止まったり、てっぺんに止まったり写し易い。
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by buttfflow | 2009-08-20 23:07 | Comments(0)

ゴマシジミ

 ゴマシジミもオオゴマと同じようにアリに育てられるシジミチョウの一つ。ワレモコウの花で育った幼虫はクシケアリの巣中に入り、アリの卵や幼虫を食べて育つ。アリと同じ化学物質を出して攻撃から逃れるといわれているが、最近の研究では女王ありが出す「声(音)」を出すという説が発表された。7/30朝日新聞夕刊では英国で絶滅した「ラージブルー」がスエーデンから導入して復活したとの記事がある。ワレモコウだけでもアリがいなければ育たないので、絶滅し易いのだろう。生息地は大事にしたい。群馬の赤城では絶滅したようだ。中国青海省では谷すじを飛ぶゴマシジミを撮った。
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 飛んでいるところなので違いは分からなかったが、中国では何の花に卵を産むのだろうか。英国のゴマはハーブのタイムの花に産むとあった。
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 野麦街道沿いの生息地では棚田を畑にした段々畑にワレモコウが生え、ここに飛んでいた。夕方で開翅する蝶は見られなかった。飛ぶ姿を狙ったが台風の雨の前の曇り空高速シャッターが切れず、更にピントも甘かった。来年撮るぞ。
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 車の横を飛ぶ蝶が割りと綺麗に写っていた。
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 ここでも、稲は少なく、広い畑はソバ、小さい畑は野菜やマメを作っていた。段々畑の土手にワレモコウが生えているが、ここでも刈払機による皆伐。卵のついたワレモコウの花がやられる。どうしよう。草刈は時期をずらせばいいのだが・・・。
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by buttfflow | 2009-08-18 23:25 | Comments(0)

オオゴマシジミ

 学生時代立山から槍まで縦走をしたが、途中で食料が米だけになり双六岳から新穂高に下山。途中もう軽くなってきたザックを置いたら目の前にオオゴマシジミ手でつまんで持って帰った。まだロープウェーの出来る前の話。長野と岐阜の境に多いとのことで出掛けてきた。最近は指導員が採集をチェックしているらしいので数多く見られるのではないか。期待は大きい。ヒヨドリバナやクガイソウで吸蜜している。ゆっくり近づくと15cmくらいまで寄れる。飛び立ってもらわないと飛翔写真が撮れない。左手で花を揺らしながら右手でシャッターの半押しは疲れる。何枚か撮れた。
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 飛び方もゆっくりでホバリングのようだったので、1秒間での写真は連続飛翔はいまひとつ迫力に欠けた。
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 周りにはヒメキマダラヒカゲがあちこちで吸蜜。せっかくだから撮ってみよう。こちらのほうが動きが早いので飛ぶ姿も恰好がいい。
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 峠の開けたところでクサボタン・・・名前がなかなか出てこなかったクレマチスの仲間・・・にヒメシジミ。
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by buttfflow | 2009-08-17 21:51 | Comments(0)