花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
by buttfflow
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暖かさに誘われて

 2月は「春一番」が吹いて春の暖かさを運んで来るときがある。こんなとき群馬では穏やかな春日和になる。冬ごもりしていた植物が活動を始める時期でサクラソウの植え替えの適期だ。蝶友のHさんは毎年サクラソウを植え替え、余った小苗の処分を苦慮している。今年は山名丘陵の池の周りに植え込んだ。丘陵の南向きの斜面は春の気候。もう春のチョウが出てもふしぎではない。鏑川では梅が咲き始め、チョウは出ない。神流川に移動。こちらの梅は満開。モンキチョウは毎日観察できる。同じ個体かもしれない。
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 モンキチョウは越年蝶と言われる通り、寒さに強いチョウだ。だけど群馬では暖かい神流川でも1月中旬から2月中旬までは姿を見ない。蛹で越冬した個体が春を感じてでてくるのが2月下旬。モンシロチョウは春を感じる温度がもう少し高いのだろう。この時期に見られるのは地域限定だ。
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 この時期、どこでもチョウが見られるのでは無いので暖かそうなところ歩くことをお薦め。かの蝶友のHさん、毎日1万歩を実践。鳥、花、蝶に季節が感じる毎日だそうです。
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by buttfflow | 2011-02-28 23:36 | Comments(2)

温室はチョウがいっぱい(終)

 今回残念だったのはツマベニチョウがブッソウゲに何回か来ていたようだが、シャッターチャンスを逃したことだ。やはり何回撮っても見ると撮りたくなるなるチョウのひとつだ。若い頃屋久島の西の果て「栗生」で採ったツマベニが思い出されるから、温室の中でも撮りたいと思う。もう一つ屋久島で採ったナガサキアゲハの♀。白いアゲハのように見えた。今回珍しく♀が飛んでいた。
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 目だって多かったように思えたのはツマムラサキマダラとリュウキュウアサギマダラにスジグロカバマダラ。マダラチョウが育て易いのか。ゆったり飛ぶので翅の傷みが少ないかと思ったらリュウキュウアサギの飛ぶところがバッチリ撮れたと思ったら、擦れ擦れが飛んでいる。
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 シロオビアゲハはネコノヒゲが好きなのかここで待っているといつまでも吸蜜している。アゲハは半分飛翔しながら吸蜜するので撮ると動きがあって楽しい。
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 飛んでいるところをバッチリ撮ったと思ったらかなり擦れたリュウキュウムラサキ。これでも紫は輝く。
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 話は変わるが、今日は暖ったかいのでいつもの神流川の堤防を見て廻った。いたいた。モンキチョウの初見。新鮮な個体が堤防から畑に飛んでいた。
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 明日も気温が高いので見てこよう。その近くにはアマナが自生しているのでここも見てみたい。
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by buttfflow | 2011-02-24 23:03 | Comments(2)

温室はチョウがいっぱい(3 )

 ぐんま昆虫の森も予算を切られて苦しいのか温室のチョウも育て易いチョウが多い。そんな中でもクロテンシロチョウ、タイワンキチョウ、カバタテハは自然繁殖に任せているという。カバタテハはヒマの葉が無くなるほど増えたこともあるほどだが、今はちょうど良い数だった。
 クロテンシロチョウは温室の隅の方で木陰と日向の間をピョンピョンと跳ねるように飛び回る。意外とフォーカスが合わないチョウの一つだ。少し離れた距離で撮れば良いが近づくと深度から外れる事が多い。止まっているところは名前のクロテンが見えないが、翅裏のうっすらとした波模様が良い。
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 ついでにタイワンキチョウ。ここにはキチョウ、キタキチョウはいないようだ。
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 ここの温室から出たことのないカバタテハ。
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by buttfflow | 2011-02-23 22:43 | Comments(2)

温室はチョウがいっぱい(2)

 オオゴマダラが温室の中をわがもの顔で飛んでいる。こんなにいるのなら撮り放題のはずだが意外と思ったように撮れない。フィールドで見たオオゴマダラは吸蜜シーンは簡単だが大空を飛ぶ姿が撮れない。温室ではガラス天井が写ってしまうがこれを狙った。結構アップは難しいものだった。
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 青空が背景のつもり。アップにすると羽化日時の書いてあるのもある。愛嬌。
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 ヤエヤマの青い空と海を背景に飛ぶオオゴマダラをイメージして、と言っても無理かな。
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by buttfflow | 2011-02-22 22:06 | Comments(2)

温室はチョウがいっぱい(1)

 ぐんま昆虫の森のフォトコンの展示のあるうちに行こうと出かけてきた。雨の予報だったが出かけるときは晴れ。風も強くて来場者が少ない。一日中温室内を独占。と言ってもいい写真が撮れるわけではないがチャンスは多くなる。撮って見るとピントのいいのは擦れた個体が多い。育て易いのだろうマダラチョウばかり目につく。今回は広角接写でオオゴマダラとクロテンシロチョウで大きなチョウと小さなチョウを撮ってみた。
 先ずは、応募した3点。もちろん入選はなし。
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 ツバメシジミが飛び立つ瞬間のたわんだ翅が面白かったがチョイ前ピン。やはり目にピントが原則かな。
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 竹の節に止まったウラギンシジミ。何故こんなところに集るのだろうか?でも綺麗ではない。
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 ミカドアゲハの春型は綺麗だけれど撮っただけの印象。まあついでに出したので仕方がない。
 いつも一緒に撮ってるHさんの作品も素晴らしい瞬間を撮っているのだが、インパクトに欠けていた。また来年と言うか今年ももっと良い瞬間を狙おう。
 ヒメオオさんの作品。キチョウのつがいに寄る♂キチョウの姿をバッチリ撮った作品。とても綺麗で好きな作品でしたが入選せずで残念でした。
 温室の午後、光線が変わって案内板が白く輝くと白い蝶が集る。
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 オオゴマダラは集るだけではなく口吻を伸ばしていた。どうして?
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 イシガケチョウは集団ではなかったがやはり同系色に集るのだろう。

 
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by buttfflow | 2011-02-21 23:06 | Comments(4)

花屋は春

 今日は所用で埼玉の美里町に出かけ、ついでに花園グリーンセンターで花を見てきた。ここでは近くの花卉生産農家が市場より少し安い価格で売っている。土日は駐車場がいっぱいになるほどの賑わい。川口の安行のほうが有名かもしれない。ここで好きな山野草を買ってくるのだ。もう何年も買っては枯らして来たスミレを買ってしまった。放っておいても自然に増えるようなスミレでも水切れで枯らしてしまう。一昨年は見事に咲いた大株を去年の暑さでほとんど枯らした。それに地植えのスミレはツマグロヒョウモンで全滅。せっかくツマグロ除けのネットを張った置き場を作ったのに水切れではどうしようもない。いつも思うことだが、今度はもっと種を採って増やそう。
 このスミレは園芸的に改良された濃色のスミレで大輪咲き。赤みが少ない紫。
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 箱根の明神岳で見出された濃色のスミレ。心弁の白が小さく濃いすみれ色。
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 河原の堤防などに見られるノジスミレのアルビノ種。強健だが去年枯らした。
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 少し山地性のアカネスミレのピンクの花色種。アルビノとの交配であろう。
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 そのほか水さえ切らさなければどこでも育つ種を購入して来た。
 今あると思われる貴重種はタチスミレ、アマミスミレ、ヤクシマタチツボスミレ、イソスミレなどがあるはず。咲いたらまたアップしよう。
 
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by buttfflow | 2011-02-16 23:13 | Comments(2)

クロバナツルアズキの蕾から

11月の石垣島。道路沿いの荒地にクロバナツルアズキ(ヤブツルアズキの黒花種)の花が咲き始めていた。このような草地はいろんなチョウが舞っている。大型のアゲハからタテハ、マダラチョウからシジミチョウまで明るいところを好むチョウでいっぱい。咲き始めの黒い花の蕾を見ると卵がある。豆喰いのシジミはインゲン豆で飼える。ウラナミシジミの飼育は経験済み。花をいくつか持って帰った。
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 ルリウラの卵は泡につつまれるとあるので右側の少し大きなほうを期待したが、これは孵えらなかった。あとはウラナミシジミだろうと3幼は写真も撮らず蛹化を迎えた。
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 蛹化したのは年末。孵化から約1ヶ月。順調な生育だ。年を越えて1月末。ウラナミシジミの♀、続いて♂。
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 翅表のブルーが濃くなるのはもちろんだが、翅裏の波模様も暖かいときとは全く違う。低温期型と言う。シジミチョウは春一番の寒いときに出てきたチョウは青が濃くなるらしい。ツバメシジミの低温期=春型はブルーが綺麗だ。ウラナミは春一番にでてくるのが低温期のようだ。ウラナミが越冬できない地方で育てた春型は低温期とは違う波模様になるという。
 2月になって、最後に出てきたのは思いもかけずルリウラだった。
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by buttfflow | 2011-02-15 22:26 | Comments(2)

オオミドリシジミ卵

 今年はオオミドリが多いとの情報があるので、庚申山のコナラ、クヌギを探したが見つからなかった。遠近両用のめがねを止めて近視用を使っているので見え難いので、見逃しているのか?去年は10卵くらい簡単に見つけたのに何と言うことか。2/13の日曜日里山ボランティアのついでに山名丘陵を少し廻って、ようやく1卵を見つけた。目の高さの胴吹き芽の分岐で見つけた。
 今日超接写で写真を撮ったが良く見ると裏側にももう1卵。こんなところにも産むのか?と言うようなところ。芽の鱗片にすっぽり入っているように見える。
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 やはり10倍ルーペで拡大するにはコンデジが良い。それでもピントの範囲は0.1~0.2mmだろうから近くが見えなくなった目にはきつい。こういうときは数で勝負。

 ウラナミもルリウラもまだ生きている。アリッサムの小さな花に2倍希釈ポカリを注射針で一つずつ蜜のように入れて、暖かいところで吸わせようとしたが、ただ逃げるのみ。無駄な努力。雪降る寒い日は、暗いところでお休み願うのみ。
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by buttfflow | 2011-02-14 23:00 | Comments(0)

ウラナミかと思いきや・・・(2)

 やはりルリウラナミシジミの翅表は綺麗だ。構造色とはいえよくこんなブルーが出るものだ。関東で見るチョウではトラフシジミの♀が角度によってはブルーが輝いて見えるがルリウラのブルーは格別。石垣島では♂は葉の上で開翅してテリトリーをアピールしていたが、ここ群馬の冬では太陽光の当たる室内でも全く開翅しない。ウラナミシジミは♂♀共に太陽光が当たると直ぐに開翅する。やはり種の違いなのだろう。ストーブを持ち出して20℃以上にしたが一向に開く気配がない。こうなると飛翔写真しかない。パスト連写で飛ぶところを撮った。
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 連続飛翔に合成するとこんなになる。
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 吸蜜用に買って来たスウィートアリッサムに止まらせると吸蜜の動作はするが、直ぐに伸ばしたストローを丸めてしまう。やはり園芸植物に蜜はなくなっているのか。
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by buttfflow | 2011-02-10 23:29 | Comments(4)

ウラナミかと思いきや・・・

 しばらくネタ不足でさぼってしまった。古い写真の整理も出来ないでいる。
 石垣産の3つ目のウラナミの蛹が黒くなってきたのでもう少しと思っていたら本日羽化した。2月羽化となると波模様の乱れた冬型か黒化した低温期タイプだろうと思っていたら見た目もっと黒かった。ルリウラナミシジミだ。ルリウラもクロバナヤブツルアズキを食草としているのだ。卵は泡と一緒に産んでいると言うけれどそれらしき卵は孵化しなかった。持ってきた間に孵化していたのかも知れない。違うのならもっと写真を撮っておけば良かった。あとで探してみよう。
 石垣島で卵を探したのはルリウラやクロマダラがいっぱい飛んでいた海の見える草原で、クロバナアズキは咲き始めで、卵のあった数個の花を持ってきただけだった。卵は孵化するまで花のままおき、孵化した幼虫はインゲンマメを与えた。その姿は最初は頭隠して尻隠さずで、豆に食い入って糞を外に出していた。幼虫の姿も食べ方もほとんど変わらなかったので、疑いもなくウラナミと思っていた。嬉しい誤算だった。先に羽化したウラナミの雌雄は日向で翅を拡げてお互いの存在を主張しているが交尾をしない。蜜の多そうな花を買ってきたがダメ。ポカリを薄めた液をようやく少し飲むが段々元気がなくなる。飛ばす前の元気な姿をもう一度載せよう。
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 ルリウラナミシジミは陽に当てても、LEDライトを当てても開翅しない。明日飛ぶところ撮ろう。尾状突起の長いのがよく目立つ。
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 並べてみるとよく似ている。やはりウラナミファミリーだ。
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by buttfflow | 2011-02-09 22:29 | Comments(2)