花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
by buttfflow
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ヒガンバナの季節(4)

 ヒガンバナはやはりアゲハを呼ぶ花の代表格である。ユリは虫媒花の中でも蝶媒花だが、ヒガンバナもあの突き出た雄しべ雌しべに届くのはアゲハ類の大型の蝶なのだろう。日本のヒガンバナは種をつけないという。せっかくチョウを呼んで受粉しても無駄になってしまう。無駄なエネルギーは使わないのが自然界のルールのはずなのだけれど・・・。
 埼玉北部には結構ヒガンバナが多い。通りかかった田んぼの脇でアゲハらしきチョウ。止まって静かに近寄るとキアゲハだった。どういう基準で止まるのか分からないが、新鮮な花には余り止らないような気がした。
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 我が家の庭でも早咲きと遅咲きのヒガンバナが出てきた。今年の特徴のようだ。ヒガンバナと共に秋を彩る花。サクラタデにカリガネソウ。サクラタデはわかり易い名前だがカリガネソウの由来。雁金紋から来たとか、昔読んだ本では雁が鳴きながら飛来する頃に咲く花。雁ヶ音草とか。ウソだろう。
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by buttfflow | 2011-09-29 23:03 | Comments(0)

ヒガンバナの季節(3)

 2年前やはりTmさんの案内でこの地を訪れた。そのときに休耕田にキタキチョウが乱れ飛んでいた。近くのヒガンバナで吸蜜する姿には赤と黄色のコントラストに感激した。黄色くなった蛹に近寄る雄蝶、羽化して翅の伸びきっていない♀と交尾する♂など、話には聞いていた場面がたくさん見られた。大発生は休耕田に生えた「クサネム」だった。メドハギやネムの若木でもこんなには発生しない。キタキチョウはクサネムが好きなのだ。今年もクサネムの休耕田を案内してもらった。今回は田んぼに水があり近づけない。あぜ道を伝って種をたくさん手にいれた。群馬でもキタキチョウの「群飛」を見られるようにしよう。
 今回、田んぼの畦や斜面に生えた彼岸花の赤とのコントラストを楽しんだ。
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 ヒガンバナの蕾にアカトンボが止まっているが、広角で近寄るのは結構難しい。少し鈍いか、疲れたのか警戒心の少ないのがたまにいる。
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 もっと赤いのもいたけどこの薄い色のアカトンボしか撮らせてくれなかった。アカトンボだけの本が出たがなかなか覚えられないので購入は止めた。
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by buttfflow | 2011-09-28 23:46 | Comments(2)

ヒガンバナの季節(2)

 ヒガンバナは毒リコリンを持つこと、葉がないのに花が咲く奇妙な植物なので、呼び名の多い植物です。毒を持つのでネズミやモグラ除けにも使われている。土葬だった昔、虫除けに墓の周りにヒガンバナを植えた。そのためいろんな呼び名が出来たらしい。しかし、今は秋の風物詩の一つ。各地に名所がある。ここ、栃木の足利・佐野の境界にある桜山。ヒガンバナもいっぱいだ。一昨年ここで新鮮なモンキアゲハ一頭。カメラが5つ並んで撮り放題。・・・こんな経験するとまた今年も撮れるのではないかと通い続ける。
 今年はクロアゲハが「ここまでお出で」と誘い、しばらくするとまた現われるの繰り返しで3時間。
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 黒いパピリオは赤が好きと言うのは本当のようだ。
・・・・黒くなくてもアゲハは赤い花が好きだよーーーん・・・
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by buttfflow | 2011-09-27 21:02 | Comments(2)

ヒガンバナの季節

 暑さ寒さも彼岸までとは本当に季節の移り変わりを表している言葉だ。植物でもヒガンバナは夏から秋への変わり目に咲いてくれる。埼玉や群馬のヒガンバナはたくさんありすぎてチョウが一箇所に来てくれない。そこでFjさん、Kbさんと足利のTmさんの案内で、群馬よりも緩やかな山並みの里山へ出かけた。今年のヒガンバナは、一斉に咲かずに終わりかけの花と芽が出たばかりの蕾が一緒に見られた。天候不順のときに多い現象のようだ。今年はTmさんがナガサキアゲハの発生木のユズを見つけていて、そこへ案内してくれた。早速♂が♀を探しにユズの周りを巡る。
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 ここは小さな道路わきで両側にヒガンバナの咲くなんとなく懐かしく思える小道だ。
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 ♀探索に飽きるとヒガンバナに吸蜜。この繰り返しのようだ。
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 そこに白紋のある黒蝶。残念ながらモンキアゲハ。それもかなりの擦れ。
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 ナガサキアゲハのメスも現われそうにないのでサクラの公園に移動した。
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by buttfflow | 2011-09-26 22:03 | Comments(2)

ウラナミシジミ来る(3)

 台風が来て、フジマメの支柱が倒れそう。雨風の中紐で引っぱたり、支えを固定したり何とか倒壊を防いだ。フジマメの種の袋を見ると、漢字で書くと昔に鳥=カササギの豆・・・意味不明。関西のほうではインゲンマメと呼ぶこともあるという。若い莢ごと食べるらしい。風味豊というが汁の実にして食べたが味は分からなかった。
 風で痛んだ花穂を取ると卵や幼虫がいっぱい。莢の中に食い込んで、”頭隠して尻隠さず”の状態で食いいっている。そろそろ終令で蛹になる大きさもいる。台風一過の朝、もう飛んできている。幼虫が育ち易い「餌」は彼女たちには分かるのだろう。
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 フジマメの花でも吸蜜する。このときはかなり近づいても逃げない。
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 フジマメが飽きたのかヤブツルアズキにも止まった。
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 豆の中に食い込む幼虫は何度も見ているが、フジマメが一番良いようだ。
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 尻尾の先にあるのは糞だが豆では軟便になるようだ。花や蕾を食べてる若令幼虫も見つかる。
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 もちろん卵もたくさん見つけたが、蕾と一緒に落ちたのも多いだろう。
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by buttfflow | 2011-09-22 22:40 | Comments(2)

ウラナミシジミ来る(2)

 ウラナミシジミがフジマメの開花と共にやってきた。そのときは1頭だけだったが今回3頭現われた。やはりフジマメの有引力はすごかった。東京オリンピックの年からチョウを始めて、6年間で読んだ本に出ていたのを覚えていたのだ。・・・最近のことは直ぐに忘れるけれど・・・3頭の♀が朝から夕方まで周りをウロチョロ。卵がいっぱいある事だろう。2mくらいの高さに花穂がいっぱいある。
 先ずは前からいる彼女。尻尾がない。翌日姿を見せなかった。なんとなく悲しい。
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 次いで、片側尻尾の彼女。
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 両方とも尾状突起のある若いお母さん。
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 多分、たくさんの卵を産んだことだろう。今度は幼虫観察だ。先日産んだ蕾が花になり卵を確認していたが、翌日卵は消えて、花の表面に食べた痕。
 今回も卵は撮っただけ。
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by buttfflow | 2011-09-21 22:39 | Comments(0)

アカボシゴマダラ

 ヒガンバナが咲き始めたので埼玉のオオムラサキの森に行ってきた。まだ、咲き始めで蕾もたくさん残っている。早速クロアゲハが飛んできたが警戒心が強く直ぐに消えた。ここで今年からアカボシゴマダラが来て困っているとの話を聞いた。そのとたん、アサギマダラと思わせるゆったり飛行のアカボシゴマダラ。もう産卵行動なので低いところ飛んでエノキの下枝に止まる。一旦止まると気に入った場所まで枝を移動する。ゴマダラチョウの産卵は葉の上で産んでいたが、この彼女は枝に産む格好をしている。太さも関係ないようだったが卵は確認できなかった。
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 今度は飛んでいるところを狙ったがよっくり飛ぶチョウでも暗いと難しい。そのうちにロープの中の遠くへ消えた。園内を久しぶりに廻ったが最後の残暑で暑い。管理棟の生垣のアラカシでムラサキシジミがたくさんいたが、日向なので熱中症になりそう。
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 川沿いの林を廻ったがこちらのヒガンバナにはなかなかチョウが来ない。明るい林の中をゆったり飛ぶチョウ。アカボシだ。
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 ゆったり飛ぶのを連写合成して見た。
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 新しい管理人の話ではこれだけ増えたら困るので冬に駆除すると言う。賛否両論。
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by buttfflow | 2011-09-20 23:54 | Comments(2)

ウラナミシジミ来る

 ウラナミシジミには結構思い入れがある。クロツバメを見に行くと必ずウラナミがいる。ツメレンゲの花に吸蜜と思っていたらウラナミはこの花を食べる事が分かった。11月のアズキ畑で卵を見つけてツメレンゲの花で育てた。最終的にはインゲンマメで蛹にして、初春に羽化した。翅裏の乱れた冬型だった。また、石垣島でクロバナヤブツルアズキで卵を見つけ飼育できたりしたからだ。
 学生時代に読んだ本に「フジマメ」を植えておくと秋に必ずウラナミシジミが来るとあった。ウラナミシジミが房総のソラマメで越冬しているのが分かった時代だ。それを思い出だして種屋を探したが見つからず。ところが女房がいとも簡単にネットで入手。夏に種を蒔いた。今2mの支柱を越えて花盛り。そろそろ来ないかと思ったら、ヤマトシジミ混ざってピユーと早く飛ぶチョウ。蕾に止まった。ウラナミシジミが初めて我が家に来た。10年来の感激。女房殿にも感謝。
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 産んだ卵は蕾の上。超接写は出来なかった。
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 フジマメの花は結構綺麗。花が藤のようだからと思ったらツクリに鳥が付く難しい字のフジ。
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 莢ごと食べるらしい。キヌサヤのように。・・・あまり味がしない。
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 来年は種がたくさん採れるのでお分けします。
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by buttfflow | 2011-09-15 23:23 | Comments(4)

ゴマダラチョウ

 9月になってゴマダラチョウの話題が多い。東京、埼玉からはアカボシゴマダラが広がっているとの情報も多い。利根水系の河川敷ではゴマダラチョウしか見つかっていない。それならもっと埼玉に近い神流、鏑にはアカボシゴマダラも見つかるだろうと歩き回った。河川敷の中に多いエノキだが、マムシ注意の看板にビビル。堤防近くのエノキを探す。大木の梢を行ったり来たり、どうも雌探索のようだ。遠くて赤紋は見えない。
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 同じところを白い大きなチョウ。何かと思えばウラギンシジミ。梢を飛んでいるときは大きく見える。
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 日を変えて神流川、運動公園の大エノキ。数年前に産卵を見たことがある。どの木を探してもここにはいない。若木のある林縁でも見つからない。それではいつもの農園の近く、堤防の直ぐ脇に数頭が飛んでいた。
動きのない個体。遠くで分からないがクモの巣に捕まったようだ。どうも赤い紋はないようだ。
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 牛伏山では今年も春型が確認されている。ここの山麓を探したほうが良いのだろうか。ヤマトシジミばかりが元気な神流川であった。ウラナミシジミも見ていない。
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by buttfflow | 2011-09-13 23:58 | Comments(4)

ミヤマシジミ8月下旬

 信州の高原の帰りは信州の河川敷。なんとなくワンパターンのコースになりつつあるが、季節が違えば微妙にいるものが変わる。前回はミヤマシジミの♂も♀もたくさんいたが、今回は♀ばかりで♂は少ない。まだ発生は続くのだろう。
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 ♀は目立たない濃い茶色だがなかなか渋くて良い色だと思う。新鮮な個体も撮ったがそちらはピンが外れた。擦れた個体だけど空中の姿綺麗だった。
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by buttfflow | 2011-09-12 22:58 | Comments(0)