花蝶風月


蝶や花を主とした自然の写真エッセイ
by buttfflow
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
venuscozy.com
from venuscozy.com
http://while..
from http://whileli..
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

ゼフの飛んでる写真

 このところオオミドリシジミ、ミドリシジミ、アカシジミを撮った。チョウ好きの人には「何だ。普通種じゃないか」と言われるゼフィルスだ。しかし、この写真を撮るのは結構難しい。オオミドリは朝早い時間の活動時間帯に行くと少し陽の当たる空間の見晴らしの良い葉の上でテリトリーを主張して翅を拡げているので、開翅の姿を撮影できる。しかし、この翅の金緑色は方向によって全く見えなくなるので、どの方向から撮るのかで出来栄えが違う。まして高い葉の上、結構難しい。そんなとき、連写機能を持つカメラで飛ぶところを撮ると綺麗な翅が光る。
a0117305_2361929.jpg
 
 オオミドリの♂の巴飛行は「良くあんなに飛べるな」と思うくらいに小さな輪(彼らにとっては大きい)を作るように見えるグルグル飛行だが、その飛跡を見ると途中でUターンしたりして複雑な動きだった。
a0117305_2313171.jpg

 ミドリシジミやアカシジミは活動期が夕方なのでシルエットの写真になってしまう。したがって、朝、下草の上に降りてきている時間、特に涼しいときには陽に向かって翅を拡げ体を温めるときが綺麗に撮れる。日が昇って暑くなると木陰で涼んでいるのを見かけるが、いくら待っても翅を拡げない。
 ピントのあいまいな連射カメラは奥行きの無いところに止まっている場合が一番綺麗に撮れる。一眼レフのように背景のボケは苦手だ。これが分かるのにほぼ一年かかった。
a0117305_2317869.jpg
a0117305_2317288.jpg

 このカメラも発展途上のようだ。
[PR]

# by buttfflow | 2009-06-16 23:25 | Comments(0)

オオミドリ巴飛行

 オオミドリシジミを初めとするクヌギ・コナラ類を食樹とする一群のシジミチョウをゼフィルス・・・ギリシャ神話のの西風の神・・・と呼んでいる。ゼフィルスは決まった時間に集まり配偶者探しを行う。先に羽化した♂たちは♀をいち早く探せる一番良い場所の取り合いをし、他の♂が縄張りに入ってくると追い掛け回し、くるくると回る巴飛行(卍とも云う)で羽ばたきの強さを比較する。大昔、標本を見るのも難しいと図鑑に出ていた「ヤクシマミドリシジミ」を採りに行ったとき、アカガシの林の間を数十頭の♂が乱舞し、その内の一頭があとから来た♀と抜け出したのをネットイン。めでたく雌雄をゲット。今でも網膜に焼き付いている。数が少ないと巴飛行になり、多くなると乱舞となるのか。オオミドりは朝早くは乱舞とも言える集団飛行も見られるが、二頭でくるくる巴飛行が多い。オオミドリは7時から10時半くらいまでが持ち時間。あとはどこへ隠れるのか。
 翅を広げたスクランブル姿勢から発進
a0117305_21382754.jpg

 四頭、五頭の集団飛行
a0117305_21395068.jpg
a0117305_21402089.jpg

 二頭でくるくる巴飛行
a0117305_2141394.jpg

 そこへもう一頭左上から闖入
a0117305_2142274.jpg

 三頭の三つ巴かと思うまもなく
a0117305_21421861.jpg

 三方向へ解散。
a0117305_21423119.jpg

 この間僅か0.2秒。
[PR]

# by buttfflow | 2009-06-14 21:52 | Comments(0)

三度目のオオミドリシジミ

 天気予報で朝から晴れとなると出掛けたくなる。オオミドリのポイントまでは少しの歩きを含めて1時間近い。里山の木はどこも大きくなっているのでなかなか低いところには止まらない。ザックの肩紐を付けた脚立を背負って行く。少しでも視点が高くなると撮り易くなる筈。ポイントに着くともう♂たちの巴飛行の真っ最中。早い時間帯はチョウたちも「良い場所」の取り合いなのか動きが早い。巴飛行はその名前の通り3どもえまででグルグル追い回しているが、4頭以上になると全体が流れて、集団移動。近くを通ると「ザー」という羽ばたきが聞こえる。この時間帯は葉の上にもゆっくり止まってはいない。翅を拡げてスクランブル姿勢でキラキラ輝いたと思うと直ぐに発進。ピントを合わせる暇が無い。この時間にゆっくり飛ぶのがいた。翅も拡げない。撮って見たら♀だ。♂のテリトリーに入ってきたら直ぐにハネムーンのはずだが。ゆっくり飛んで直ぐに戻ってくる。やはり待っているのか。
a0117305_2315471.jpg
a0117305_23152134.jpg
a0117305_23153372.jpg

 ちょっと目を離している隙にいなくなったので、元気の良い伴侶を見つけたのかな。更に日が高くなると♂たちもはしゃいだ派手な動きも少なくなり撮り易くなる。数も少なくなっている。ここにいるのはハネムーンにあぶれた♂たちなのか。スクランブル姿勢でいるが、カメラを10cm程度まで近づけても逃げない。
a0117305_23234870.jpg
a0117305_23242743.jpg
a0117305_23251355.jpg

 10時近く、宴ももう直ぐ終わり。♂同士疲れたのか仲良く一つの葉に並んでいた。
a0117305_2326497.jpg

[PR]

# by buttfflow | 2009-06-13 23:42 | Comments(0)

変な葦。どうして。

 さいたま市のミドリシジミの森の直ぐ横の天然記念物「サクラソウ自生地」。今は一面の葦(芦)原。豊葦原瑞穂の国とはこんなところか。荒川の氾濫原。これが、サクラソウを育てた環境なのだろう。周辺でチョウを探したが、この時期のありふれたチョウばかり。帰ろうと遊歩道を行くと、変な形の葦。
a0117305_2249243.jpg

 前から話題になっていたが形は違うようだ。自然に出来たのか。鳥や虫の仕業か。葦の病気か。葦の葉のつき方は互い違いに出る「互生」のはずだが、茎に対して片側に出ている。不思議。
a0117305_22543320.jpg

 先端部分を引っ張ってみると、上の部分がねじれて抜けた。伸ばせば普通の葉になりそう。成長に合わせて茎が伸び、葉が一段ずつ伸びるにあわせて、葉の先端をつかんでねじれたような出来か。一番下を見るとつる草が葉をに絡まっていた。
a0117305_2301951.jpg

 そうか。伸び始めの頃に、先端の葉を縛るとその中から次の葉と茎が伸びてきて、前の縛られた葉に先端が突っ込んだようになり、互生の葉が引っ張られる力でねじれが出たのかな。植物の伸びる力はすごい。少しずつ力が加わると考えられない物を持ち上げる。新しい舗装の駐車場。タンポポがアスファルトを持ち上げて亀裂を作って顔を出しているのは良く見かける。
 閑話休題。勝手な推論だけど、もう実験は無理なので、来年の葦の成長期に輪ゴムか何かで押さえてみよう。葦が芽を出す姿を「角ぐむ」というが、今年はその写真を撮ろうと思っていたが、時期を失した。今回の実験を考えれば忘れないかも知れない。忘れものが多くて「あるちゅうはいまー」か。
[PR]

# by buttfflow | 2009-06-12 23:20 | Comments(2)

ミドリシジミ

 昨日はさいたま市のミドリシジミを見に行って来ました。荒川河川敷のハンノキやヤナギ、クヌギの林が残る公園で、一部は昔のままと言っても氾濫洪水が毎年のように起こるわけではないが、木は大きくなるに任せるようでその間でBBQをやったりする場所を提供している。ここのハンノキにミドリシジミが発生している。上田から2名、群馬から2名で集合時間より早めに着いた。曇り空、チョウたちは下草の上。眼の良いYさん直ぐに見つける。まもなく開翅。周りからいっせいにシャッター音。埼玉の3名が加わって一斉にカメラを向ける。池の中の小さなハンノキ。長靴はいてカメラを向ける人たち。岸からも撮れる距離。モデルのチョウが私も撮ってと次々にクリソグリーンを輝やかせる。光の角度で輝きが変る構造色だ。それにしてもオオミドリのファボの輝きよりも濃いクリソグリーン。今日はみんな幸せそうな満足顔。
a0117305_20391859.jpg
a0117305_20401187.jpg
a0117305_20404861.jpg

 飛んでいるところはもっといろんな色を見せてくれる。小さいチョウは広角レンズで少し離れると小さな画像になってしまう。多少のトリミングは仕方がない。飛び上がったチョウを合成すると素晴らしい綺麗なチョウの写真になった。
a0117305_20465944.jpg

 この公園の芝生広場は、クローバーやタンポポ、キキョウソウなどの花が盛り。モンシロ、スジグロ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミにキマダラセセリ、イチモンジセセリなど注意しないと分からないような小さなチョウが飛んでいる。
a0117305_2056148.jpg
a0117305_20564626.jpg
a0117305_20572414.jpg
 
[PR]

# by buttfflow | 2009-06-11 21:09 | Comments(2)

オオミドリ見ただけ

 この時期にしか見られないオオミドリの巴飛行を見に、上田から2名、さいたまから1名の蝶友が見に来た。残念ながら天気予報にはまた裏切られて、厚い雲の曇り空。遠来の客にとり合えず行ってみた。しばらくすると薄日。こんな光でもくるくる巴飛行。シルエットでしか見えない。止まるのも高いところで翅表のミドリの輝きは見えず仕舞い。ちょっと日が陰るとどこに隠れているのか。全く探せない。まあ、この天気で見られたのでOK杜しよう。また、ミズイロオナガがヒラヒラ飛んできた。羽化間もない個体か。
a0117305_21464986.jpg
a0117305_21471240.jpg

 途中の道端で季節はずれのオオイヌノフグリにスジグロチョウ。飛び立つ瞬間が上手く撮れた。吸蜜のときはゆったり飛んで撮り易い。それにしても今頃咲いているブルーが新鮮なオオイヌノフグリ。春の種がもう発芽したのだろうか。次回確かめよう。うしろのハキダメギクと可愛そうな名前の花。
a0117305_21544453.jpg
a0117305_21545843.jpg

 この後、上田に移してムモンアカシジミ蛹探索。発生地にはクロクサアリに守られて幼虫がうろうろ。探せば結構いるものだ。もうアリの巣の土の中にいた幼虫も見つけたが、蛹は見つからず。
 近くで撮ったツバメシジミとホシミスジ。
a0117305_2205762.jpg

a0117305_2213056.jpg

[PR]

# by buttfflow | 2009-06-09 22:04 | Comments(0)

ようやくオオミドリシジミ

 なかなか天気が安定しないし予報も当たらない。土曜日は一日中「曇り」の予報だったので、半そででテニスやっていたら、午後から強烈な太陽。UVで腕がかゆくなった。これなら日曜は朝から晴れ。前回の雪辱でHさんと高崎の山名丘陵へ。日曜なのに駐車場には車なし。大急ぎでポイントへ。日の光を浴びてキラキラ。やはり光を浴びないと自己主張が出来ないチョウなのか。1頭、2頭、3頭までは巴飛行でくるくる回るが、4頭5頭になるともう群をなして行ったり来たり、羽ばたきの音が聞こえるような気がする。いつどこでシャッターを切るか。1/1000秒では止まらない。被写界深度の深いカメラで、ISO感度を上げ、1/1600でようやく止まり、背景の暗闇にクリソグリーンが浮かんだ。
a0117305_22551387.jpg
a0117305_22553188.jpg

a0117305_23215235.jpg

a0117305_22555823.jpg

 日が高くなってくると流れ解散なのか数が少なくなる。ゼフィルスの種によってこの集まる時間帯が異なるのは面白い。種の多様性を維持していく仕組みの一つか。
 帰りに、あのイチヤクソウを見たら、無い。どうしたことだ。手で掘ったような跡がある。綺麗なので持ち帰ったようだ。キンランとかこの花は持ち帰っても育たないので採ってはいけない。どうも「山菜取り」と一緒で、山にあるものは俺のものなのか。罪の意識もないようだ。
a0117305_2315692.jpg

 反対側に咲いていたこの花も翌日にはまた無くなった。無知なのか、独占欲なのか。「やはり野に置け蓮華草」
a0117305_23174514.jpg

 腹を立てていたら、アカシジミとミズイロオナガがフワッと降りてきた。ラッキー。
a0117305_2319329.jpg
a0117305_23195240.jpg

[PR]

# by buttfflow | 2009-06-08 23:27 | Comments(3)

蝶の来る花三尺バーベナ

 庭に蝶を呼べたら写真を撮り易いのは言うまでもない。普通の園芸植物は豪華で綺麗な花が多いが、改良していく過程で虫を呼ぶ「蜜」の少ない花になってしまった。バラやボタンに来る虫は少ない。花札の猪鹿蝶の「ボタンに蝶」はほとんどありえない構図。パンジーやビオラにツマグロヒョウモンは来るけど花に集まる蝶は少ない。小さな花の集合した花のバーベナは背が低く横に広がり、芝桜を小型にしたような花で色も豊富で花期も長く人気の花。この花と同じ形だがずっと小さく、背丈が1m以上になる三尺バーベナは、知る人ぞ知る蝶を呼ぶ花の第一人者だ。5月~11月まで咲き続ける優等生。普通の花屋やホームセンターでは売っていないが、種が飛んであちこちに野生化している。我が家でも大株となり、蝶を呼んでいる。
a0117305_21521482.jpg

 散房花序の花がいっぱいなので切り取って飼育した蝶の写真を撮るときにも利用して結構評判も良い。最近G蝶会の方から頂いたオオウラギンヒョウモンの幼虫が蝶になった。この草原性の蝶はいまでは阿蘇周辺だけが確実な生息地になってしまった貴重な蝶だ。
a0117305_2243011.jpg
a0117305_2245512.jpg
a0117305_2252621.jpg
a0117305_2255051.jpg

 この蝶に似たツマグロヒョウモン♂も良くやってくる。この南方系の蝶は逆に生息地を北へと広げている。3年ほど前から群馬でも目立つようになり、越冬も確認されている。地球の温暖化なのか。パンジー・ビオラの普及によるものか。我が家では貴重なスミレの大敵になっている困り者。
a0117305_22294675.jpg

[PR]

# by buttfflow | 2009-06-06 22:42 | Comments(0)

オオミドリならずアカシジミ

 まだ梅雨入りには早いが湿り勝ち。午前中は晴れる予報にオオミドリシジミの群飛を見に山名丘陵へ行ってきた。日が差せばあちこちで巴飛行が起こり、4頭5頭になるともう同じところの巴や卍の飛行ではない。群飛となって目前に迫るはずだが、静かなものだ。今にも雨が降り出しそうな天気。ゆっくりするのもたまにはいいが、花も咲かず、蝶も見えない。いや、コジャノメ、ヒメウラナミジャノメがいる。いくつか撮ったが面白くない。もっと明るいところで撮ろう。ゼフが来るというクリの花が咲いている。クリの花が落ちるすなわち「栗花落」と書いて「ツユリ」と読む苗字がいるらしい。閑話休題。栗の花はじっくり見ないと蝶がいるか分からない。コミスジやヒメウラナミがいる。蛾も結構吸蜜している。後で分かったがアカシジミもいたらしい。もう少し周りを見渡すと、ヒョウモンくらいの蝶が飛ぶ。近づくとアカシジミ。ヤッター。
a0117305_23161589.jpg
a0117305_23162520.jpg
a0117305_23163497.jpg

 同行のHさん。同じ〇〇アカシジミでも最も単純なアカシジミが最後になったが良かったと云っている。薄暗い曇り空の中、白い蝶がヒラヒラ飛んでいる。
a0117305_23242644.jpg
a0117305_23243348.jpg
a0117305_23244297.jpg

 スジグロチョウだ。少し高い山で見れば、ミヤマシロ。最近ヤマトスジグロと分類が増えたようだが、ところ変れば品変るでいいじゃないか。和名は亜種名や品種名まで付けている。日本人の細かい自然観察の現われだろうか? 命名争いの末なのか。
a0117305_2331254.jpg

 ピロラ・ヤポニカ:イチヤクソウなんとなく昔に覚えた学名はスラッと出てきた。一薬草:良い名前の花だ。こんな花採るなよ。栽培不可能なんだから。北八つや尾瀬のベニバナイチヤクソウが有名だ。
[PR]

# by buttfflow | 2009-06-05 23:38 | Comments(0)

サツキに蝶の牛伏山

 牛伏山は吉井町から高崎市になってしまった。でもそこに住んでいる蝶たちは関係ない。相変わらずスミナガシとアオバセセリ林の中段を旋回したりテリを張ったり忙しい。お城の周りのおおむらさきツツジは終わり、サツキおおさかずきが咲き出し、パピリオ(アゲハ)特に黒蝶たちが忙しい。大きさ、風格から云ってモンキアゲハが横綱格と思っているが、カラスアゲハに追われている。3時を過ぎるとカラスアゲハたちは少なくなる。
そうするとモンキアゲハの出番。やはりオオトリはモンキアゲハだ。観客が居ても堂々たるもの。こちらにとっては撮り放題。たまたま来ていた大宮のご夫婦。デジカメ出してパシャパシャ。「いいところですね。ところでなんていう蝶?」
a0117305_1921588.jpg
a0117305_19223185.jpg
a0117305_19225467.jpg

 お城の上に上弦の月。荒城の月とはいかないが、城に月はなかなかいい。ホントは芒に満月。通称坊主。
a0117305_19251952.jpg

 今日はアオバセセリを30cm以内で撮ろうとバタフライアトラクター(蝶寄せ機)をカメラの直ぐ前で試した。警戒して来ないかと思ったらとんでもない。飛んできた。シャッタースピード1/1600。どうだ止まるか。ジェット機が止まって写った。
a0117305_193327.jpg
a0117305_19331778.jpg

 連続写真を合わせると面白い。どれが元の写真か分かるかな。
[PR]

# by buttfflow | 2009-06-04 19:44 | Comments(2)